マグカップ

 私はハワイに行くまで自宅で「マグカップ」なるものを使ったことはありませんでした。コーヒーはコーヒー用、お茶はお茶用として、マグの出番はほとんどなし。

 ところが、ハワイに行くようになって、レストランに入ってコーヒーを頼むと、だいたい個性的なハワイらしいマグカップで出てきます。

 実際厚手のマグカップは保温効果も大きく、熱々のコーヒーがなかなか冷めません。取っ手は日本のコーヒーカップに較べてごっついのですが、その分持ちやすい。

 しかもコーヒーだろうが紅茶だろうが、ココアやお茶でもこのカップを使ってそれほど違和感がありません。(今はビールや焼酎もこれで飲んでいます。場合によっては軽量カップ代わりにも使っています)

 というわけで、当然私専用のものを一つ欲しいということになるのですが、ABCあたりでも、ものによっては1個が10ドルぐらいします。

 こういうとき理系の私は、見かけやお土産としての価値よりも、用途に重点を置き、ともかくマグカップでコーヒーが飲めれば充分と考えてしまいます。

 そういった観点で改めてハワイに行ってみると、フリーペーパーについているクーポンを利用すると、何ドル以上の購入でマグがもらえるというものがありました。

 代表的なのがニミッツにあるヒロハッティ。ここはワイキキから無料のトロリーを利用することが出来、入り口では小さな貝のネックレスを無料で首に掛けてくれます。

 その上で、店内で30ドルぐらい買うと、クーポンを持っていればチョコレートやマグカップがもらえることが分かり、そういった景品に釣られて結構Tシャツなんぞを買ったりしています。

 まあある意味「ヒロハッティ」の戦略にはまったお客だとも言えますが、「得した」という雰囲気に浸れますのでヨシとしています。

 ちなみに最近はあまりこのヒロハッティのクーポンは見かけなくなりました。以前は英語のフリーペーパーに良く出ていて、それを切り取って持参しました。

 今はどうなっているのかなとページを検索したら、10ドル以上のお買い物で、マカデミアナッツ・チョコレートがもらえるというクーポンがネット上に出ています。

 というわけで、その手のマグカップがいつの間にか我が家には5個ぐらいたまっています。

 一方最近はABCでも、ハワイ滞在中に100ドルぐらい使うと、その領収証でカレンダーやショッピングバッグ、マグカップがもらえるサービスを行っています。

 これも過去に数回利用しました。レジの横に小さな金色の名刺大の紙のカードが置いてありますので、これを貰います。

 後はひたすら領収証を捨てずに溜め込んで、総額が100ドルを越したら、最寄のABCに出かけて、この金色カードと領収証を提示するだけです。

 面倒な作業ですが、店員さんはすべての領収証をきちんと電卓で計算してくれます。その後何が良いかを聞かれるので、マグカップなら、このデザインが良い、とはっきり意思表示をする必要があります。

 というわけで、ABCからのマグカップも我が家に5個近くあるのではないかと思っています。

 またネットを使って、「ハワイ クーポンでマグカップ」と入力して検索すると、今見た範囲ですが、「マウンテンサンダー・コーヒー」「アイホップ」あたりのクーポンがあるようです。

 なお、そんなありきたりのマグカップではなく、もっと個性的な大きさも異なるものが欲しいということであれば、フードパントリー、ドンキホーテ、ロスドレス、ウォルマートといった店や、ハワイアン雑貨の店に山ほどあります。

 他のお土産と共に、目に付いたものを買えばよいと思われますが、無闇に買っても用途が余りないので数は必要ないと思います。

 またABCやヒロハッティで貰ったものでも、造りは結構丈夫なので長持ちします。私は自宅で日頃からハワイアンコーヒーをこういったマグカップで飲んでいますが、同じものをたぶん5年以上使っていると思います。

 最後に上に書いたように、ネットで「ハワイのクーポン」という語句を検索すると、日本にいながらあらかじめ各種のクーポンを印刷することが出来ます。

 こういったものを効率的に利用して買い物をすれば、さらにハワイ滞在の楽しみが広がると思います。 



おもちゃ


土産について


トップページヘ