六社目は、最近日本から直行便が飛ぶようになった大韓航空です。ただし仁川空港経由の便も多いので、予約には注意が必要だと思います。
マイレージの名称は、スカイパスマイレージと呼ばれているようですが、航空会社ごとに呼び名が違っていて、しかも似たような名前が多いので混乱します。基本的にはデルタのスカイマイルグループになりますので、デルタやチャイナ、ハワイアンのマイルも相互に利用できるはずです。
1.区間換算率
先ずは区間マイルとチケットによる換算率ですが、チケットのクラス別の表記はありませんでした。従って換算率も関係なさそう。2013年11月現在の数値は以下の通りです
クラス | 座席区分 | 換算率% | マイル |
ファースト | R | 200 | 15324 |
P | 165 | 12642 | |
F | 150 | 11493 | |
プレステージ | J | 135 | 10343 |
C、D、I | 125 | 9577 | |
エコノミー | Y、W、B、M、H、E,K | 100 | 7662 |
G(団体) | 80 | 6129 | |
Q、T(特別割引料金) | 70 | 5363 | |
A、O、X、N、V | 0 | 0 |
なお上記の数値は東京〜ハワイ間7662マイルを基準にして計算したものですが、実際には仁川経由になる場合もあり、その時は
東京〜仁川:758
仁川〜ホノルル:4560
が計算の元の数字になると思われます。と言うことは他の航空会社とチケット料金が同じなら、換算率も良いので、区間マイルは貯まりやすいと言うことになりそうです。
2.特典航空券獲得基準マイル
特典航空券獲得の基準マイルですが、2014年4月1日以降、基準マイルの変更があるようなので、新しい基準の表を見て、ハワイ便の必要マイル数(往復)を調べました。
エコノミー | プレステージ | ファースト | |
通常期 | 70000 | 125000 | 160000 |
ピーク期 | 105000 | 185000 | 240000 |
2014年3月31日までは、区分が5段階ありましたが、それが3段階に減っています。ただ基本的な必要マイル数は変更にはなっていないようです。
なお但し書きとして、以上は直行便に適用される数値であって、仁川を経由する便の場合は別計算になるようです。また片道のみの利用も可能です。
2014年のハワイ便のピーク期間は以下の通りです。
行き:1/1〜1/5、1/29〜2/3、7/18〜8/24、9/5〜9/10、12/20〜12/31
帰り:5/16〜7/1、12/10〜12/25
ざっと見た印象ですが、1.の区間換算率は日系よりも良いと思われ、またチケット料金も安いので貯まりやすいはずですが、いざ特典航空券を得ようとすると、通常期でエコノミーや70000マイルですから、やはり厳しいなと思わざるを得ません。
また夏休みの行きは基本的にピーク期になってしまいますから、片道だけエコノミーだとしても、往復で87500マイルとなり、夏休みは使いにくいなと感じます。