デルタのマイレージ制度の基本

 三社目は、最近何かと話題になっているデルタ航空を選びました。話題の内容ですが、広いシートが利用できる、マイルがためやすい、特典航空券を獲得したときサーチャージ等の余計な料金が必要ないというものです。

 ところが最近(2013年11月)そういったメリットとは裏腹に、基準マイル数の改悪があったようで、このサイトの掲示板で教えてもらいました。その事があって少し真面目にマイレージについてまとめてみようと思ったわけです。

 デルタのマイレージについては、ホームページ右上の「スカイマイル」という部分をクリックすると情報が得られますが、かなり小さい文字なのでちょっと使いにくい印象です。

1.区間換算率

 というわけで先ずは区間マイルのチケットによる換算率ですが、表を見るといきなり「メダリオン資格取得必要マイル」という語句が出てきて、初めてこの表を見た私には何のことやらさっぱり分かりません。

 そこでネットでいろいろ調べてみると、メダリオンという特別優遇資格があるみたいですね。これを獲得するための基準マイルがあり、その換算率が示されているようです。

 従って今回はマイレージ制度の基本をまとめているだけなので、このメダリオンについては割愛します。

搭乗クラス 予約クラス 換算率% ハワイ
往復
備考
ファースト 150 11493 ハワイ便にファーストクラスはないかも
割引ファースト A、P、G
ビジネス J、C Jクラスのみ、メダリオン資格の換算率が
高いようです
割引ビジネス D、L、Z
プレミアム
エコノミー
シートが少し広いクラスでしょうか?
エコノミー Y、B、M YBクラスは、メダリオン資格の換算率が
高いようです
割引きエコノミー S、H、Q、K 100 7662 この二つの違いも実はよく分かりません
大幅割引き
エコノミー
L、U、T、X、V、E
対象外 R、O、N 特典航空券等になるのだと思います


 ANA、JALに較べると区分がおおまかで、お金を出して乗ればとりあえず100%以上のマイルがたまることになります。その意味でも貯まりやすいというイメージがあるのかもしれません。


2.特典航空券獲得基準マイル

 特典航空券獲得の基準マイルもホームページで探すのに苦労しました。ようやく見つけた表を見ると日本がどこになるのかがよく分かりません。たぶん北アジアかなと推測。

 表は全部で3つあって、2014年2月以前の旅行と3月以降で基準が大きく変わっています。今回は必要マイル数が増えている、一番最新の基準をまとめました。

 また基準マイルは時期(日にち)によって変化します。これはANA方式と似ていますが、特定の長い期間を設定するのではなく、予約状況によって変化するみたいなので、実際に予約発券作業をしてみないとどのレベルになるか分からないのかもしれません。

 この辺りの説明もデルタのページではまったく書かれていないみたいで、いろいろ検索してようやく分かってきました。というわけで解釈が間違っているかもしれません。

 数字は往復で必要なマイル数ですが片道だけでも利用できるのかどうかも不明です。

シーズン セーバー スタンダード ピーク
期間
エコノミー 55000 90000 130000
ビジネス以上 85000 140000 300000


 3.アップグレード基準マイル

 次にアップグレードの規定ですが、このページを探すのにも苦労しました。会社自体が全世界運行なのでしょうがないのかもしれませんが、ともかく分かりにくい。

 出てきた一覧から米国〜日本の条件を選択すると、表そのものはひじょうにシンプルです。エコノミーの正規運賃で乗る人は滅多にいたいと思うので、通常のエコノミーやビジネスからのアップグレードを対象にします他、基準は至ってシンプル。片道25000マイルです。

アップグレード エコノミーからビジネス ビジネスからファースト
必要マイル 25000 25000


デルタマイレージの基本のまとめ


マイレージ


表紙に戻る