マカプウトレイルから見たペレの椅子 |
ペレの椅子に向かう踏み分け道 |
ペレの椅子に到着する直前の風景 |
ペレの椅子左側の青い海 |
来た道をどんどん降りていくと、やがて再び大きな曲がり角に達し、左手に「ペレの椅子」が見えてきて、そこへ到達する踏み分け道も判別できるようになります。
この踏み分け道は、駐車場手前で遊歩道と交差します。
そこからペレの椅子まで片道1kmです。ただし道は未舗装で凸凹です。
岬の方はベビーカーや車椅子でも上ることが出来ますが、ペレの椅子は自力で歩行できないと無理だと思います。
また実際この道を歩いている観光客もあまりいません。
いったん駐車場近くまで戻り、今度はペレの椅子に向かって踏み分け道を進んでいきます。
砂利と砂と火山の石が混ざったような道をゆっくり歩いていくと、徐々に黒い岩塊が近づいてきます。
最後にちょっと斜面を登ると広場があります。
ペレの椅子はこの広場の先端にあり、たしかに崖の先端に立っていてその向こう側は海ですから、見晴らしは抜群。
この岩に腰掛けて神様が思索するにはもってこいの場所です。
周辺の空気はすがすがしく、炎天下であるにもかかわらず、なぜかさわやかで気持ちの良い空間だなと感じます。
この岩の周囲にはレイも置いてありましたから、やはり地元のヒトが聖地として扱っている場所なのだと思います。
ただ近くで見ると、椅子の形にはあまり見えません。いくつかの平たい石が複雑に積み重なったようにも見えます。
帰りは来た道を再び戻るだけですからあまり説明に必要はないと思います。
シーライフパークからの行程ですが、マカプウの展望台までは片道3km、ペレの椅子までは片道2kmぐらいです。トレイル入り口の1km地点まではどちらも同じ道を歩きます。
どちらか一箇所なら、往復は2倍の距離になり、両方だと往復約8kmです。レンタカーで駐車場まで行くことが出来れば、両方で約6kmと言う行程になります。
なおシーライフパークからワイキキ方面に向かう最終バスは5時過ぎで終わりだそうですから、あんまり夕方この辺でのんびりしていると悲惨なことになります。注意が必要です。