前ページの場所は50mほど平坦な道があるのですが、その先は見通しは良いものの、結構急な斜面になっています。
そこを一気に上りきるには体力不足なので、途中で休憩し、先ほどの景色を撮影した場所を振り返ったのが以下の写真。少しですが高度が上がっています。
このあたりから景色はパノラマ上に広がり、「もうちょっと上るとどんな景色が広がるんだろう」と期待しながら登ることが出来ます。
最初のうちは樹木も茂っていたりするのですが、やがて岩だらけの場所になり、滑りそうな場所が何箇所かありました。
こういった場所は、上りも大変ですが下りはそのまま滑って落ち粋そうな錯覚に陥り、所々両手を使いました。
やがて目的地の展望台(トーチカ跡?)が山の上に見えてきます。ただそこに至る道を見上げると、結構険しそうなので、「この辺で引き返すか」という弱気な声が、若干心の中に生じました。
ただ持ち前の「折角ここまで来たのにもったいない」という妙なせこい価値観があるので、気を取り直して岩だらけの道に向かいます。
このあたりの途中の道で、一人でハワイに来ている日本人女性とも挨拶を交わすことが出来、これは気持ちの上でも心強かったです。
また途中で降りてきた欧米人のお姉さんに、臆面もなく「景色はどうですか?」と聞くと「素晴らしいわよ」という明るい返事が。
なんとか会話が成立していることと、展望台からの絶景に期待して、少しだけ足取りも軽くなりました。