スイミング(毎回)
ハワイに来て何をするか。普通ならスイミングやサーフィンとなるところですが、我が家の場合は私がほとんど泳げなかったため(理由ありです。現在は問題なし)、ビーチでのアクテビティはもっぱら日焼けに限られていました。(1994年頃)
しかしハワイに来て海に接する機会が増え、少しずつ泳ぎの真似事をするようになりました。当初はまったく浮かなかった体も、力が抜けるにつれ、なんだ簡単に浮くじゃないか、という認識に変わりました。(2000年頃)
最初は海の中で仰向けに浮く(これがひじょうに気持ちがいいんですよね)から始まって、そのままの状態から足や手を動かしてみました。端から見ると半分溺れているようなものですが(連れのY曰く)、当人は真剣。
なんだ進むじゃないか。とまた認識を新たにし、これなら水泳は簡単なんて思いましたが、やはりそこからが大変。年齢のせいか体が硬く運動能力も衰えているので、手足が連携して動かない。
仰向けでばたばたするには息継ぎも多少出来るので、時間的にも余裕がありますが、うつむいて平泳ぎになると、途端に苦しくなり体がずぶずぶと沈んでいきます。(2001年頃)
それでも諦めずにハワイに来るたびにビーチに通い、息子が生まれ、息子の浮き袋と一緒に水遊びをしているうちにどうにか平泳ぎもどきが出来るようになりました。(2002年頃)
しかし手と足が連携して動かない。進んでいるのか、戻っているのかわからない妙な動きのようでした。(連れのY曰く)2003年は息子の骨折もあり、ビーチで遊んだものの海の中にはほとんどは入れませんでした。
そして2004年、驚いたことに一昨年前までは浮き輪から手を放すことすら出来なかった息子が突如浮くことを覚え、なんとクロールもどきまで習得。上達の早さにびっくり。
私もがんばりました。毎日のようにクヒオビーチに通い、楽しみながらひたすら練習です。その効果は確かにあったようで、平泳ぎもどきでなんとか20(m)ぐらい泳げるようになりました。(拍手!)背泳ぎもどきなら、50(m)ぐらいはいけそうです。
調子に乗って、クロールもどきにも挑戦しましたが、例によって手と足と息継ぎのタイミングがさっぱりわからず、それこそおぼれている様な状態に見えるので、これは来年の課題としました。
ただこのクロールもどきの練習中、水中をのぞく楽しみを再発見。おっとこれはまさにシュノーケリング状態。というわけで2005年はクロールとシュノーケリングへの挑戦となりそうです。
あらためて読んでみると10年に渡る涙ぐましい?努力が書かれている様でちょっと赤面。でも事実は事実。2005年もクロールに挑戦しましたが、バタ足が下手なようで、推進力が得られません。
結局平泳ぎもどきの練習にせいを出しました。一方息子の方はいまだに息継ぎに苦労しているようですが、潜ることの楽しさを覚えたようで、ゴーグルをつけてクヒオビーチの小魚を追っかけたりしています。
2006年、相変わらずクロールはダメ。平泳ぎはまあそれなりに格好が付いてきたと自分では思っていますが、端から見るとどうでしょうか。
しかしこの年は新たにシュノーケルとボディボードに挑戦。ボディボードは波間で上下を繰り返すだけの結果となりましたが、シュノーケルの方はなんとか成功したので、次回以降のハワイでは活動の幅が広がりそうです。息子の方は、今年は岸近いところですが、ボディボードに乗れてしまい、見ている私の方がびっくり。これまた来年以降の楽しみとなりそうです。
来年以降の課題は、クロールとボディボードでしょうか。場合によってはサーフィンもと、精神的な欲求はとどまるところを知りませんが、体力の衰えにどう打ち勝つかが課題になりそうです。まったく泳げなかった中年おじさんの悪戦苦闘。本になりそうです。