シュノーケルに挑戦(2)

シュノーケル ププケア・ビーチ
 その後、今度はププケア・ビーチで挑戦。ここはともかく魚が多く、足下をすいすい泳いでいるのが見える。これは是非ともシュノーケルで見てみたいと考えた。息子は夢中になって水中をのぞき込んでいる。

 いよいよ本格的なシュノーケルに挑戦だ。どうせまたすぐに水が入ってくるんだろうとは思ったが、練習練習と自分に言い聞かせて、まずはマスクのゴムバンドをめいっぱいきつく閉めてみる。かなり痛い。

 我慢して息を大きく吸い、水中へ。ごぼごぼという音と共に、息を吸う。おっ、これはいけるかと思い、2〜3回呼吸していると、やはり水がブジュブジュ音を立てて侵入してくる。

 ええい、めんどくさい、このまま我慢しちゃえ、とも思ったが、やはり辛い。いったん空気中に戻り、再度マスクのバンドを確かめ、間に髪の毛等が挟まっていないことも確認して、試しに息を鼻から吸ってみるとたしかにマスクはぴたりと顔に吸い付く。まるで映画のエイリアンに吸い付かれたようだ。

 続いて頭の中で、息はなるべく口ですると何回も唱え、息を吸い込み水中へ。おっ、今度はうまくいっているぞ。しかもゴーグルより視野が広がるので、魚も遙かに見やすい。

 なんだなんだ、出来るじゃないか、よしこのまま前進だ。なんてことを頭で考えながら水深1mぐらいのところでばちゃばちゃやる。機から見るとさぞかし無様なシュノーケルだったろう。

 こんなことを10回も繰り返しただろうか。徐々に水が侵入する回数が減ってきた。コツはいまだによく分からないが、水中に入るときマスクがぴったり顔に着いているか確認することと、意識して呼吸を口で行うことだろうか。

 結局20分ぐらいは悪戦苦闘したが、その後は順調になり、最初の頃の水の侵入がうそのように水面を漂うことが出来た。

 もっとも水抜きとかはまだ全く出来ないので、大きな波が来たりすればパニックになることは間違いない。そのため自分の身長以上の所までは行かないようにした。

 しかしここのBPはそれでも十分すぎるくらい魚を堪能する事が出来る。名前は分からないが、5cmぐらいから大きいのは40cmぐらい、色も様々で飽きさせない。水中世界探訪は本当に楽しい。



「何をしよう」(海関連)


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