映画を見よう

 ハワイの映画館は、ワード、カハラ、ドール(オアフ島中央のドールではありません。ヒロハッティの近くのドールです)パールリッジあたりにあります。このうち我が家が利用したのは、パール・リッジとカハラ、ワード。最近は圧倒的にワードが多いです。

 どこも平日ならのんびり映画を楽しめます。映画の情報はあらかじめインターネットで調べておくと効率的です。もちろん直接行ってもまったく問題ありません。

 初めて利用したのは2003年よりも以前です。場所はパールリッジで、見たのは「ターミネーター」ではなかったかと思います。

 このときはまだ英語も怪しくて、だいいち映画を見るためにどのようにチケットを購入するかも知りませんでした。

 それでも勇気を出して窓口に行って、「大人二人」「なんたらかんたらの映画」と人数と題名を言ったまでは良かったのですが、支払いをしようとお金を渡そうとしても、窓口のおじさんは、なんだか困ったようにペラペラ言っています。

 そんなにまくし立てられても、こっちだって分からんと困っていると、横から連れが「なんか時間時間て叫んでいるみたいだよ」と教えてくれ、ようやくどの時間帯の映画をみるのか聞いているのだと言うことが分かりました。

 失敗は成功の元。以来映画館でチケットを買うときは、ハワイの映画館
@ 映画の題名
A 人数
B 見たい時間帯(時間と言っても数字を言うだけ。1時半ならワン、サーティ)
の三点セットを伝えればOKと自信を持つようになりました。

 さてチケットにはシアターナンバーが書かれていますが、日本のように座席指定とはなっていません。ワードの場合このチケットを持って入り口を入ると、係員さんがいます。

 この係員さんにチケットを見せると、それは向こうの方だよと場所を教えてくれます。ただこの英語がものすごく早口なので、私のはほとんど聞き取れません。ジェスチャーを見てかろうじて判断しているだけです。

 ただしチケットに番号や記号が書いてあって、通路を進んでいくとやはり番号や記号が書かれているので、それを確認すれば間違いなくたどり着けます。

 上映開始まで時間があったらというか、欧米人はともかく入場前に大量のポップコーンと、信じられないほど大きなカップに入った飲物を近くの売店で購入しています。

 時間が来たら入場して都合の良い席に座ります。座席は外人さんが利用するためか日本より若干広めに感じます。

 なおアメリカの映画は年齢制限が厳しくなっています。PGなんとかかんとかと言うのが年齢制限だと思います。暴力等の描写で区別しているようです。家族で行くときは、保護者が少し気にしないといけません。

 2003年、カハラモールで「スパイキッズ 3D」という映画を見てきました。入場料は大人$6、子供$5.5でした。私としてはターミネーター3を見たかったのですが、息子も一緒ですべてそれを英語で見るのはつまらないだろうと思い、英語がわからなくても楽しめそうなこちらを選びました。

 この映画は実は立体映画で、チケット購入時に赤と青の色がついたメガネを渡されます。これを必要なときにかけると立体的に見えます。これはなかなか良かったです。

 英語が分からなくても、この立体感だけで充分楽しめました。帰国後しばらくして日本でも上映されましたが、もうすでに見ちゃったんだもんね、なんてちょっとだけ優越感に浸れました。

 2005年は「スカイハイ」という超能力を持つ子供たちを教育すると言う、半分コメディのような楽しい映画を見てきました。

 すでに日本でもDVDとなり、レンタルビデオ屋さんで手に入れる事が出来ます。2006年もカハラに行ったのですが、年度当初のカハラモールへの集中豪雨による浸水のためクローズしていました。

 2009年は「エイリアン・イン・ジ・アチック」と「GIジョー」を見てきました。旅行記にも書いたように、これは今後も楽しみの一つになりそうです。ちなみにもちろん字幕はありませんから、英語嫌いの人はストレスがたまるかもしれません。

 そうならないためには、子供向けかどたばたコメディ、アクション映画みたいなものが楽しめると思います。2010年は「魔法使いの弟子」、2011年は「トランスフォーマー3」を見ました。

 ちなみに他のページにも書きましたが、映画館は滅茶苦茶冷えます。Tシャツ半ズボンではすぐにトイレにいきたくなります。私はそれで何回か周囲の人に迷惑をかけています。

 冷えることを知っている欧米人はあらかじめ上掛けかひざ掛けを持参しています。また飲み物は控えめにしないと辛いことになります。



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