カフルイ空港
飛行機を降り、出口に向かって歩く。以外に大きい空港。が、出迎えの係りが見あたらない。そんなことあるの、と半信半疑。しかし同じツアーの人が集まってきて、誰も見ていないという。結束感が強まるが、動きがとれない。
30分ほど待っていると、男の係り(この人が今日のガイド、美しい女性を勝手に期待していたのに裏切られる)が何の屈託もない笑顔で現れる。日本じゃ信じられないが、ハワイではこれが当たり前なのかもしれない。
30人ぐらい乗れるシャトルバスで出発。目指すはハレアカラ山。
ハレアカラ山
シルバーソード(銀剣草) |
ハレアカラ山 |
駐車場から見えた頂上 |
ハレアカラ山をマウンテンバイクで下るツアー |
ハレアカラ山というのは標高が3000m以上あるそうで、気圧も低く寒いらしい。
私は車で富士山の5合目だかに上ったのが、標高の最高記録で、今回はこれを更新しそう。車中で一人なんとなく息苦しさを感じたのは私だけだろうか。
そんなことは気にもしないで、バスはうるさいぐらいのガイドの説明と共に一路ハレアカラ山を目指す。
途中トイレ休憩は無いよ、なんて言っていたくせに、気圧の調整か30分ごとに休みが入る。
とある休憩所の前で銀剣草が植えられていて、これを撮影。たしかに銀色をしている。葉緑素はどうなっているのだろうか。職業上の疑問が頭をもたげるが、意識的に無視。
初めはゆるやかな坂道だったが、段々とうねうねの急勾配になり、眼下にはカフルイとキヘイの町、両方が見渡せる。
途中雲が邪魔しているが、それを抜けてしまうそうだ。ガイドは植物に詳しいらしく、ひたすら植物の名前を言い続けている。
名前にはあまり興味が無いので段々疲れてくる。朝早かったので、寝ている人もいる。
遂に頂上。走り回ってはいけない、というガイドの注意を背中に、車外に出ると、予想通り寒い。空気がピンと張りつめている感じ。
天文台が山の頂上に見える。展望台からは頂上のクレーターが見えるはずだったが、一部が雲に隠れている。残念。
頂上の案内所にある登頂記念のスタンプを押した。ついでに道ばたにころがっているハレアカラ山の噴出物と思われる穴の開いた小さな石を拾い持ち帰ることにする。
(本当は持ち帰ってはいけないらしい。職業上興味があったということで自分勝手に納得した)
(写真は山頂から麓まで自転車で降りるツアーの参加者達。途中この手の自転車とずいぶんすれ違ったが、ころんで怪我をした人もいたらしく、救急車が止まっていた。ツアー参加者は注意が必要だ)