ハワイ島 1日ツアー(その2)

空港にて

 空港の公衆電話を使った。部屋の番号はあらかじめ連絡用に控えてあった。電話の操作は日本と同じ。受話器をとる。料金35セントを入れる。ダイヤルすればつながる。とりあえずテレビのニュースを見ると良い、と伝えた。

 空港には7時に到着。胸にツアーのワッペンをつけ、行き帰りの搭乗券、税関申告の書類をもらい記入。筆記用具が必要なのだが、ツアー会社では教えてくれなかった。たまたま記録用に持っていて良かった。

 一行の内訳はマウイ島10数名、二島めぐり10数名、ハワイ島20名という構成だった。ハワイ島は一番人気である。昨年マウイ島にツアーで行ったときもやはり同じ様な比率だった。それぞれのツアーについて簡単な予定が時間と共に説明されたが、二島巡りは昼頃島から島へと移動するので、そうとう疲れそうな日程だった。 

離陸

離島便の窓から見たケワロ湾
離島便の窓から見たケワロ湾
離島便の窓から見たワイキキ
離島便の窓から見たワイキキ
虹の滝 レインボーフォール
レインボーフォール

 8時搭乗開始。座席は前の方のファーストクラスを除いて自由。ワイキキで飛行機の飛ぶ方向を見ていたので、ワイキキが見える左側の主翼の後ろ側に座る。

 エコノミーの席は3列×2であるが、満席とはならず私の隣は開いていた。

 乗ってしばらくするともう出発である。離陸時刻は定刻の8時20分。滑走路に着いたかな、と思うともうエンジンの出力を上げ初め、あっと言う間に地上を離れる。

 ここぞとばかり窓に顔をくっつけ、眼下の景色を堪能すると共に写真を撮る。飛行機の振動でうまく撮れない。

 ある程度の高度に達すると、後は巡航である。雲の切れ目からモロカイ島やマウイ島と思われる島々の海岸線が見える。

 配られたコーヒーを飲みながら景色を堪能するが、到着は信じられないほど早い。左手にヒロの町並みが見えてきたかと思った頃着陸。9時10分。実際に巡航しているのは30分ぐらいだろうか。

黒砂海岸

 ヒロ空港は小さかった。あらかじめ教えられていたとおり、人の流れに沿って出口に向かってぞろぞろ歩く。ゲートを抜けると手際よく係員が待っていて、トイレタイムを作ってくれる。

 その後バスに乗車、と思いきや、12人乗りのシャトルバス2台に案内される。今日はお盆前で客が少ないので、小回りの利くシャトルにしたそうである。一同初めはちょっと不安そうな顔だったが、説明を聞いて納得。

 早速ヒロ空港近くの黒砂海岸と称される所に向かうが、なんと雨が降り出す。これは大変。ヒロは雨が多いそうだ。雨具の事も教えてもらっていなかったが、これは自分の用意が不十分。ハワイは雨が少ない、と勝手に思いこんでいた。

 9時半、黒砂海岸に到着。といってもガイドブックに紹介されているような場所ではなさそう。しかし砂の色は溶岩(玄武岩?)がくだけたもので黒いことは間違いない。

 よく見ると黒い砂の中に緑色の美しい鉱物が混じっている。ガイドの女性(ハワイ在住の学者と結婚した日本人女性)はペリーズロックとか言っていたが、正確にはよくわからない。いろいろ説明を受けている内に幸いなことに雨が上がってきた。

虹の滝(レインボーフォール)

 10時15分レインボーフォール到着。天気とタイミングが良いと、滝のしぶきで虹が見えるそうであるが、この日はただの滝だった。写真を撮影したのみですぐに出発。



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「何をしよう」(離島関連)


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