海外送金と宿泊場所

海外への送金

 銀行から送るときは大まかに分けて二つの手段があるようです。一つはシティー銀行から直接振り込む方法。今回の相手はバンクオブハワイに口座があるので、そこへ送金するためにどうしたらよいかを、バンクオブハワイの日本支店に電話をしてみました。

 すると、来店してもらえれば送金は可能だが手数料は4800円必要、ということで法外な手数料に驚かされました。向こうの係りの人もわかっているようで、わざわざ来てもらって手数料を払って送金するより、近くの銀行から送金した方が良いのでは、というアドバイスをもらいました。

 そこで我が家の近くのいわゆるシティー銀行の外国為替部門の窓口に行き、海外送金の方法を尋ねてみました。ここでも送金手数料は4000円前後必要で、しかも海外でその送金を受け取るにも手数料が必要で、それを送金者払いにすると、6000円ぐらい手数料が必要になるということもわかりましたが、あまりの法外な値段に開いた口がふさがりませんでした。

 もっと安い方法はないのか、と尋ねると、小切手を作り、それを郵便局で送付するという方法を教えてくれました。これですと手数料は2500円だそうです。それにしても小切手を作るだけなのに、何故2500円も必要なのか、理解に苦しみます。

 結局その日は話だけ聞いてすごすご帰ってきました。

 その後今度はインターネットで郵便局から海外へ送金する方法を調べてみたところ、こちらはさすがに国営。郵便局で送付する場合は1000円、自分で送付する場合は500円で良い、という説明でした。

返事

 過日これらの実状をメールで送りました。すると向こうも驚いたらしく、とんでもなく高い手数料だ、というような事が書かれ、さらにそれなら予約金は予約中止にならない限り、払い込まなくても良い、という返事が来ました。

 結局何回かのやりとりの末、予約金の払い込みは不要になりました。但し、予約1ヶ月前からはキャンセル料金が必要なので、それだけは忘れないように、という念を押されました。かくして前半の宿泊はめでたく決定。これ以後は後半のワイキキの宿泊の検討に入りました。

ワイキキの宿泊場所

 ここ数回の宿泊で気に入っているのは西からロイヤル・クヒオ、パシフィック・モナーク、ワイキキ・バニヤンです。いずれも部屋は50m2前後のコンドミニアムで、ロイヤルクヒオは繁華街に近いことが特徴。バニヤンはビーチや動物園に近いことが有利な条件。パシフィックモナークはその二つを同時に兼ね備えたところが魅力です。

 実際には昨年と今年はハワイアン・コンド・リゾートを利用しています。対応にはほとんど不備はなく、予約時から実際の宿泊、その後の返金まで満足していますが、アーリーチェックイン時に、オフイスが開く時間が意外に遅かったりしたこと、借りた部屋の内装、特にソファーや引き出し等がかなり古ぼけていたこと、チェックイン時にイートンスクエアにあるオフイスまで出向かなくてはならないことを考えて、他のバケーションレンタルも考慮してよいのでは、という気になりました。

 そこでこの三つのコンドミニアムを対象に、例によってインターネットで色々調べている内に、ロイヤルクヒオ・スターツスイートという日本語ページを見つけました。ここはハワイアンコンドと同じように不動産を主に扱っている所のようですが、ロイヤルクヒオについては、100ドル以下でレンタルできる部屋があるようなので、10月上旬に所有している部屋は何階なのか日本語のメールで尋ねてみました。

 数日後すぐに返事が来て、所有している部屋は約30部屋あって、階数の希望は必ずしも叶えられない、との事でした。同時に細かい案内書と予約フォームが添付ファイルとして送られてきました。それによると、予約金は100ドル、駐車場は1日7ドル、1週40ドル、掃除代36.46ドル、で肝心の宿泊代は夏場は6泊以下89−108ドル、7泊以上77−92ドルで15歳以下の子供は2人まで無料となっています。

 値段的にはハワイアンコンドとほぼ同じですが、チェックインがロイヤルクヒオのフロントで行えることはかなり魅力です。さてどうするか、といってもまだ10月ですから焦る必要はないので、ゆっくり楽しみながら見当していきたいと思います。

 さらに11月上旬、ワイキキバニヤンでREWA社というバケーションレンタルの会社が所有している部屋を見つけました。さらにこの会社の情報をインターネットで調べると、ここは家族的な経営でチェックインもバニヤンのフロントで行えるということが分かってきました。あとは予約と値段の問題ですが、11月下旬にメールを出してみようかと思っています。

ワイキキバニヤン

 11月下旬になり、REWA社の部屋を仲介している「スマート・トラベラーズ・ハワイアン・ガイド」という会社に宿泊予定日と人数等をメールで送ってみました。ちなみにここは日本語でメールが送れるのでかなり助かります。返事は1週間ほどかかりましたが、予約OKとの事でした。ただ提示された値段が1泊108ドルと、アストン系に較べれば安いものの、今年使ったハワイアン・コンド・リゾートという会社に較べるとかなり割高です。

 さらに文章をよく読んでみると、REWA社ではないが、Ted Lakeさんという個人持ちの部屋がバニアンには3部屋あって、その内の一室がその期間空いているので予約が可能、との事でした。値段は一泊90ドル。これで税金、クリーニング代も含まれている、ということで、迷わずこちらに決め、その旨返信したところ、予約金を200ドル国際郵便為替で送って下さい、というメールが折り返し来ました。

国際郵便為替

 早速近くの郵便局に行って送付の手続きをしました。これは以外に簡単でした。所定の用紙にローマ字で相手の住所、自分の住所を書き、必要な金額の為替を作ってもらいます。これらの手続き中に身元を証明するもの(自動車の免許証等)が必要です。

 後は為替を自分で送るか、郵便局で送るかの選択で、自分で送る場合は500円、郵便局で送る場合は1000円の手数料が必要になります。私は今回は郵便局で送ってもらうことにしました。到着までの日数はおよそ5日から10日までの間であろう、とのことでした。

予約確認書の送付

 12月上旬、200ドルが無事到着した、というファックスがハワイから送られてきました。同時にメールで予約確認書を送りました、とのメッセージが届きました。これで宿泊場所の予約はひとまずすべて完了。なおチェックインは時間を合わせて、バニヤンの入り口で部屋の持ち主であるテッドレークさんと待ち合わせて行うようです。またそのとき残金も現金か小切手で支払う、という形です。

 また部屋には炊飯器があるのか、という問いをメールで送ったのですが、リクエストをしておく、ということになりました。部屋番号は2004号室で、この段階で宿泊の部屋がわかっている、というのも何か変な気持ちです。



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