事前準備(宿泊編)

始まり

 2000年夏のハワイ旅行も無事終わった8月中旬。もちろんこれでハワイ行きが終わるとは思っていませんでしたが、やはり帰国直後のHP作成時期から、徐々に来年のハワイ行きへの希望が膨らみました。1999年、2000年と連続して行ったのですから、きっと来年も行くんだろうなあ、という期待とも希望ともつかぬ感触を経て、やがて来年のプランをあれこれ考えている自分にはたと気がつきます。

 こうなったらもうダメ。ハワイのHPを検索し、掲示板に書き込んだりメールを交換したり、ガイドブックをひっくり返し、本屋に行って本を漁り、ときりがありません。

来年のメインテーマ

 来年は何をしよう、と考えて、思いついたのが有名なカイルアビーチの滞在。現地の人と交流できたらいいなあ、という考えと、全米でトップテンに入る美しいカイルアビーチに滞在出来たら、という二つの考えが合体しました。

 前半はカイルアビーチ付近のB&Bまたはコテージに滞在し、後半はワイキキのコンドミニアムで過ごすという、またまた長期で欲張りなプランを計画。後半のコンド滞在はだいぶ勝手が分かってきたので、とりあえず前半のカイルア滞在の資料を集めることにしました。2000年8月下旬の事です。

カイルア

 インターネットでhawaiiとかB&Bで検索してみると、日本のyahooではそれほどではありませんが、アメリカのyahooでは、結構たくさんのページが表示されます。その中から、料金が90ドル以下、宿泊人数が6歳になる息子を入れて3人までOK。出来れば5泊ほどしたいので、それなりのキッチン設備や大型の冷蔵庫があり、子連れなのでビーチまで歩ける距離、という厳しい条件で、調べたコテージやB&Bを一覧表にして、希望の順番を決めました。

 ところで調べている過程で一つ分かったことがあります。それはレンタル施設をおおまかに分類すると、B&Bという形式とコテージまたはハウスという形式があること。コテージはどうやら小さな家のようで、2軒長屋だったり、2階建ての1階部分だったり、それこそ小さな1ベッドルームの家だったりするようです。これらの場合は朝食は基本的に付かず、最初の日の朝食だけ冷蔵庫に用意してある、みたいなことが書かれています。

 またB&Bであっても、朝食をホストファミリーや他の客と一緒に摂る場合と、部屋の前のラナイに朝食を用意する形式、朝食で必要と思われる基本的な食材を冷蔵庫に入れてくれる形式、といろいろあるようです。 

問い合わせ

 そうゆうわけで、まだ1年近い先の話しですが、2000年9月下旬に、とりあえず第一候補にメールを送ってみることにしました。それ以前に「ハワイの歩き方」の掲示板や「オフラインクラブ」のメーリングリストで、カイルアの宿泊施設について質問をしてみたのですが、芳しい答えは返ってこなかったので、これは自分でやるよりしょうがない、と覚悟を決めました。

 送ったのは「カイルア・コテージ」というサイトです。しかし1週間以上たった今も返事が来ません。ここは調べた範囲では、日本語の説明があり、しかも3人までOKで、料金も70ドルという好条件だったのですが、返事が来ないことには話しになりません。

 10月中旬になったので、第二候補を探すことにしました。そこでこれまでインターネットで探した宿泊場所の一覧表を作り、比較検討することにしました。この中から第二候補、第三候補を選んでメールを送って見るつもりです。

第二候補

 第二候補は「Owner listing 1123」というコテージです。宿泊人数は3人、ビーチまで5分、諸設備は揃っているようですし、専用の駐車場もあるようです。値段も1日なら85ドルですが、希望しているウイークリーなら500ドルとなっていて、予算的にも大丈夫。HPの写真を見る限り、部屋はそれほど狭くなさそうです。

 HPにオーダーフォームがあるので、その他の質問の内容を考えています。税金を入れたトータル価格、アーリーチェックインが出来るかどうか、コテージのくわしい住所、オーナーの居場所、部屋の広さ、予約の手続き方法等を考えています。問題はメールでこれらの内容をきちんと英語で書けるか、という点にあります。

 その後なんとか作文が出来上がりメールを送ってみたのですが、受け取ったという自動応答のメールは返ってきましたが、肝心のオーナーからの返事が来ません。自動応答のメールには、オーナーが不在の場合もあって、そのときは返事がないので再度メールを送ってもらいたい、というような内容が書かれていましたが、何回も送るのは面倒なので、さらに第三候補を選択することにしました。11月上旬の事です。

 第三候補はBeach Walk Bungalowというコテージです。ここは予約フォームがなく、メールで伝える形になっているので、これは最初から英作文をしなくてはなりません。

その後

 掲示板にも書きましたが、なんと第二候補、第三候補の両方から宿泊はOKですよ、といううれしい返事を頂いたのですが、もちろん両方泊まるわけには行かず、第三候補にはキャンセルのメールを出しました。入れ違いにオーナーから航空便で、バンガローの案内パンフレットが送付されてきたりして、ますます申し訳ない気持ちになり、再来年はここにしようか、なんて事まで考えてしまいました。

 一方第二候補のオーナーには早速予約をしたい旨の返信を出し、予約金の100ドルを送付する方法を検討することにしました。おかげでクレジットカードが使えないのは本当に不便であるということをずいぶん勉強させられました。



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