第14日目 めんちゃんこ亭

ホノルル動物園

ワイキキ沖のダブルレインボー
ワイキキ沖のダブルレインボー
ホノルル動物園入り口
ホノルル動物園入り口
チーズバーガー・イン・パラダイス
チーズバーガー・イン・パラダイス
めんちゃんこ亭入り口
めんちゃんこ亭入り口
めんちゃんこ亭の鶏の唐揚げ
めんちゃんこ亭の鶏の唐揚げ

 帰国が近づいているので、朝食は冷蔵庫の中の残り物を片っ端から食べていくようになった。朝食前に例によってクヒオビーチに散歩に行くと、シェラトンの沖合いにくっきりと二重の虹が見えた。

 写真を撮影して、朝食。その後息子が希望したホノルル動物園へ。ここはハワイに来ると必ず行っている。

 園内の配置や動物ともお馴染みなのだが、それでも息子は結構喜んでいる。一番奥に子供動物園があって、餌を上げたり動物に触ったりすることが出来る。

 象の餌付けショーを今日に限ってやってなかったのが心残りといえるだろう。モンサラット通りの出口から出て、再度アートショーを見ながらワイキキ市街へ。

チーズ・バーガー・イン・パラダイス

 昼食をどうするか迷った末に、この店に入った。ワイキキのど真ん中にあるカジュアルなハンバーガー屋さんであるが、いわゆるファーストフードの店とは違ってレストラン形式になっている。

 いろいろなガイドブックで紹介されている。それならまあ間違いなかろうと入ったのだが、結果的には私の経済観念からはほど遠い昼食になってしまった。

 というのもベスト・チーズ・バーガーとバーガーなんとかというのを頼んだのだが、出てきたものを見てびっくり。

 バスケットの中に普通の大きさのハンバーガーが1個入っているだけ。たしかに質は良いのだろうが、バーガーが1個と果物がついて6ドル以上はどう考えても異常な価格だ。

 ハンバーガー好きのアメリカ人だからこそ受けるのかもしれないが、私はもう一度入る気はしない。価格が3ドル程度なら、場所代として許せる範囲かもしれない。

めんちゃんこ亭(2012年閉店、現在はリンガーハット)

 食後はまたまたクヒオービーチで、少し時間をかけて泳いだ。夕食をどうするか悩んでふらりふらりとクヒオ通りを歩いていくうちに、ついにロイヤルクヒオ近くまで来てしまった。

 ここでちょっとビルの中に入って見つけたのが「めんちゃんこ亭」。ガイドブックでは名前を聞いていた。昨年まではなかったと思う。メニューを見ると、おいしそうなラーメンや、いわゆる居酒屋風の酒のつまみがそれほど高くもない値段で並んでいる。

 暖簾をくぐると、ちょっとアクセントの違う「いらっしゃいませ!」の言葉で迎えられた。とりあえずバドワイザーを頼み、つまみとして鳥のから揚げ、秋刀魚焼き、ニラレバ、そして女房、子供用にご飯、私は小さな木久蔵仕上げラーメン。

 チップを入れて全部で33ドルぐらいであったから、かなり良心的ではないだろうか。加えて味も日本のそれに非常に近い。日本食が恋しくなった人や、高齢者と一緒に来た人は利用価値のある店だと思う。ここはお勧め。

日曜版

 帰りにフードパントリーにより、朝食の食材と大好きなグアバジュースを追加。さらに日曜版を購入。帰国間際に日曜版を買ってどうするんだ、という考えもあると思うが、もちろん安売りのチラシはほとんど使えない。簡単な三面記事や気象情報、そして一番関心があったのは求職情報。その次が不動産情報。

 別にハワイへの海外移住を真剣に考えているわけではないが、あと10数年で定年を迎える今、定年後の生活をどうするか、という選択肢の一つに海外移住を加えても良いと思っている。別に移住しなくても、年に数ヶ月ハワイで暮らすのも悪くない。そのときまでの基礎知識として、ちょっとした仕事でいくらぐらいもらえるのかとか、バケーションレンタルの長期レンタルと不動産の購入ではでちらがより有利か、ということを考える資料にはなると思っている。

 内容が英語で書かれ、しかも専門的な部分が略号なので解読に苦しむが、時給は安いところで7ドル前後であった。時給7ドル。8時間勤務で1日56ドル。1ヶ月1000ドルぐらいだろうか。まともにこれで生活しようとするのは、独身ならともかく家族では無理だろう。

 家屋の方はそれこそピンからキリまであるようだが、当然ワイキキは高い。それでもコンドミニアムなら1000万円ぐらいからあるようだ。ワイキキを離れた1戸立てになると、2000万円ぐらいだろうか。あこがれのカハラは2億円前後の物件が多いようだ。まああくまで参考資料だ。

 この日の出費総額は約70ドル。



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