第2日目 オネアワビーチ

朝食

部屋にあったフルーツの盛り合わせ
部屋にあったフルーツの盛り合わせ
庭になっているマンゴー
庭になっているマンゴー
オネアワビーチ近くの橋から
オネアワビーチ近くの橋から

 時差ぼけでなかなか起きられないかと思っていたが、鳥の声や周囲の明るさ、ハワイに着いた事による興奮からか6時30分に起きてしまった。さすがに息子はまだ寝ている。

 朝食はハムトースト、大好きなグアバジュース、あらかじめテーブルに置いてあったバナナと昨日買ったパイナップル。我が家の場合グアバジュースはハワイに来ると必需品になる。大きな紙パック入りのものを買うが、ほぼ数日で飲みきってしまう。

 トーストにして食べたパンはオーナー手作りのもののように思えた。ハムは何種類か試してみたが、最近はSMOKEと表示されたものを好んでいる。これが日本のハムの味に一番近い気がする。他は妙にしょっぱいものが多い。

 バナナは家の庭に出来ているものを収穫したもの。噛むとねとっとした歯ざわりで、ちょっと青臭く甘味は少ないがうまい。食べたことのある人はわかるだろう。ともかく日本で食べるものとはだいぶ違う。

 朝食後はなんとなくだらだらとのんびり過ごす。家の周りを回ろうと歩いていくと、ちょうどドンボイス夫妻が朝食を摂っていた。彼らもまた、外のパテイオで食事である。きっといつも外で食べているのだろう。グッドモーニングの挨拶が気楽に口に出せる雰囲気がある。

 家の周りにたくさんいるトカゲを詳細に観察し、庭の樹木の果実のなり具合を観察し、ついでにビーチまで歩いていき、朝の雰囲気を見学してきた。

 相変わらず人は少ない。犬と一緒に散歩している人が多い。帰ってきたのが9時半。ちょうど息子のお目覚めである。途端になにやら騒がしくなり、朝ののんびりした雰囲気が消し飛ぶ。

オネアワビーチ

 息子の朝食終了を待って、今度は一緒にビーチに行った。門を出るとアイカヒからカイルア、ラニカイに向かう1本道である。これを右のカイルア方面に歩いていく。

 橋がある。橋の袂の家の庭にはアヒルらしき水鳥が羽を休めている。川沿いに南向きに山が見える。なかなかの景色だ。橋を越して数10mで左側に住宅地への入り口がある。この中の住宅はゆったりとしていて、いわゆる新興住宅地のようだった。その先の小道を左折するとオネアワビーチだ。

 オネアワビーチは、カイルアビーチの紹介のページにも書いたように、カイルアビーチと砂浜が続いている。残念ながら更衣室やトイレの設備はない。だからこそローカルの人しか来ないのであろう。さらに残念なことに日陰がほとんどない。これではすぐに日焼けでまいってしまう。それでも短時間だけ、と思い水着になり(もちろん部屋を出るとき着ているのでTシャツを脱ぐだけである)水に入る。

 水は結構冷たい。砂浜から見ると遠浅でそれほど波はなさそうだったが、波が崩れる部分では時折1m近い波が崩れるので、浮き輪専門の息子はびびってしまった。そこを通り過ぎればちょっとしたうねりがある程度なのだが、身長のことを考えるとやむを得ないのかもしれない。(息子の身長は115cmくらい)透明度は高い。

 私はハワイに通いだす前までは、小さい頃の喘息の関係でまったく泳げなかったのだが、ハワイに来るたびに水に入っているうちに、始めは体が浮き、立ち泳ぎ、仰向けに浮く、仰向けで足だけで進む、横向きで泳ぐ、というところまでなんとか上達?した。今年の個人的なテーマは平泳ぎだが、手と足を動かすタイミングを頭で考えて動かそうとするので、妙に体に力が入り、段々顔が沈んでしまう。

 幸いなことに人の少ないビーチであれこれジタバタと手を動かしている内に少しずつタイミングが合ってきた。とはいうものの打ち寄せる波に気が散るととたんに足だけや手だけの平泳ぎになってしまう。カイルアでは数mジタバタするだけであったが、今回の旅行終了頃には、ジタバタしながら10数m平泳ぎで泳げるようになった。50歳近いおじさんの一人として、自分を褒めてあげたい。

 平泳ぎや背泳の練習と砂浜での山作りを終えて戻ると時間はすでに1時であった。昼食はアイカヒのショッピングセンター付近の店に入ってみることにした。



シズラー


旅行記表紙へ


トップページへ