第1日目 カイルア
バケーションレンタルの近辺

ビーチ

オネアワビーチへの小径
オネアワビーチ
オネアワビーチ
L&Lドライブインのテリヤキコンボ

 門を出て右に行くとすぐ川がある。この川を渡り50mほど歩くと、左側にビーチに続く小道が現れる。道の両側には大きな家が並んでいる。ビーチに出る直前の左側には、建設または改修中の巨大な家があった。

 最初は何かの施設かと思ったが、どうやら個人の家のようで、小さな公園ぐらいの広さの中庭を囲むように大きな家が建っている。敷地を1周するだけで10分ぐらいかかりそうだ。

 巨大な家を通り過ぎ、群生した熱帯植物の間を抜けると眼前に白い美しいビーチが広がった。このビーチの名称は正確にはオネアワビーチであり、カイルアビーチではない。カイルアビーチに隣接しているビーチだ。

 砂が白い。砂浜の幅が広い。適度に風が吹いている。波は比較的おだやか。水がきれい。遠浅。岩礁がない。

 右を見るとカイルアビーチに続き、小さな島が二つ見える。左側はちょっとした岬が見える。全体が弓形の湾状になっている。我々はその弓の左端のほうに立っている。

 泳いでいる人は信じられないほど少ない。家族連れが2組ほど。砂浜をジョギングや散歩をしている人が多い。

 犬を連れている人もいる。犬は鎖がはずされて、自由に海の中に入ったりしている。我々が立っているそばを通り過ぎるときは、気軽に「Hi」とか「ハロー」とか挨拶をしてくれる。

 事前に聞いていたカイトを飛ばしたり、ウインドサーフィンをしている人はこのビーチではまったく見かけなかった。右手奥に見える本物?のカイルアビーチにはそれらしい姿が見えた。

 水は入るときは冷たいがすぐに慣れる。足元や砂浜には若干海藻が漂ったり打ち上げられたりしている。遠浅ではあるが、実際に海に入ると意外に波の高低差がある。

 泳げる人はなんら問題ないだろうが、浮き袋に頼りっぱなしの息子や、浮くのがやっとの私にとってはちょっと怖い。まだ寝不足なので、1時間ほどで切り上げた。

L&Lドライブイン

 シャワー、休憩後、門から150mぐらいのところにあるアイカヒショッピングセンターへ向かった。ここにはセーフウエイという巨大なスーパーが一つあり、そのまわりにいくつかのちいさな飲食店が併設されている。

 その中をぶらりぶらり歩いていくとハワイでは有名な「L&Lドライブイン」の看板が目に付いたので、初日の昼食はここで摂ることにする。(メニューはここをクリック

 この店はあちこちのショッピングセンターで見かける。ご飯が食べられ、値段もそこそこ安い。味はアメリカ人向けの甘さが気になるが、肉がうまいので全体としてはおいしい部類に入ると思う。

 店内には日本人と思しき人はまったくいない。天井近くのメニューを見上げていると、おばちゃんが愛想良く「何にしますか」と聞いてくる。とりあえず無難なものを、と思い「テリヤキコンボ」と言ってみたが、これがまったく通じない。カルチャーショック。

 ワイキキ周辺では日本人のへたくそな発音を聞きなれている人が多いので、自分の英会話力が上達したように思えるが、ワイキキを離れるとこんなもんである。しかも向こうがわからないのと同様に、こちらもおばちゃんの言っている事がわからない。妙につぶれた発音である。

 メニューを指差し、名前を数回言って、どうやら「テリヤキ」という言葉だけがわかったらしく、チキンか?と聞いてくるので、今回はそれ以上の会話を諦めてチキンで妥協することにした。これにセブンアップの飲み物をつけて、値段は7.5ドル。セブンアップの容器がまた馬鹿でかい。

 初日で飛行機の中でのべつ幕なしに食事をしているので、それほど腹は減っていない。1個頼んで家族全員で食べることにしたが、ちょうど良い量であったし、うまかった。



セーフウェイ


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