きっかけ
昨年（１９９９年）は息子も３歳になり、これまで我慢してきたハワイ旅行にも耐えられると判断し、春と夏の２回に渡って長期のハワイ旅行を経験することが出来ました。久しぶりに訪れたハワイは、相変わらず素晴らしい所でした。
また夫婦だけではなく、子供が一緒だったと言うこともまた違った意味で楽しい思い出となりました。これだけ長く滞在したんだから、これでしばらくはハワイから遠ざかる事が出来るだろう、と思っていましたが、夏休みが終わり、仕事が忙しくなり、ストレスが貯まってくると、何かにつけハワイの海や青空、町の喧噪を思い出してしまいます。
というわけで、その年の１０月の声を聞くと、もういても立ってもいられなくなり、２０００年の予定を考え始めました。２０００年と言っても、行けるのは長期の夏休み期間中なので、なんと１０ヶ月も前から計画を立てることになってしまいました。それでも目的があるのは良いことで、ただぼーっとハワイのＨＰを眺めているより、ずーっと実感が涌いてきます。
当初の予定
実は当初、アメリカ西海岸、特にグランドキャニオンやラスベガスに初めに行き、帰りにハワイに寄るというプランを練っていました。グランドキャニオンは、その昔私の父親も訪れており、非常に感銘を受けた、と言っており、私自身理科の教員の一人として一度はその絶景を眺めてみたいものだと思っていました。
ラスベガスはホテルの宿泊料金や、飛行機代が安そうだ、ということで候補として考えていました。またホテルそのものの素晴らしさや、各種の出し物、そしてカジノ、ということで大人にとっても子供にとっても楽しみがいっぱいありそうだったのが、選択の理由です。
しかしながら実際にエコノミーの席で西海岸まで行くのは、大人は我慢できるとしても、子供には酷かな、という気もしてきました。そんなわけで子供がもう少し大きくなったら西海岸まで足を伸ばすことにして、来年もやはりハワイに専念すべきだ、という結論に至りました。
もちろんこの他にもサイパンや東南アジア、エジプト等も考えていたのですが、結局現時点ではハワイの魅力には勝てないようです。
現在考えていること
ハワイに行くのは良いのですが、今度こそ離島に滞在してみたいなあ、と考えています。本当ならモロカイ島あたりに行きたいのですが、飛行機の便を考え、一気にハワイ島に行ってしまおう、と今（１９９９年１０月）は思っています。
ハワイ島ならＪＡＬで直通で行けますので、ホノルル空港で眠い目をこすりながら飛行機を乗り継ぐ必要がありません。もちろんホノルル空港で乗り継ぐ方法もあるのですが、子連れの場合、子供への負担を考えると、いまいち乗り気になれません。
ハワイ島にしばらく滞在した後、オアフに行くプランを考えているのですが、日程や期間はもちろんまだ不明です。仕事の都合や資金、宿泊場所等いろいろこれから考えねばなりません。しかしこのようにあれこれ計画を練ることが、ある意味では旅行の醍醐味になります。
ちなみにＪＡＬに来年の７月頃の料金はいつ頃決定するのか、というメールを送ったところ、すぐに返事が来て、それには２月頃に決定するような事が書いてありました。同時に予約はほぼ１年前から受け付けているとも書いてありましたので、いささか驚きました。キャンセル料金の問題もあるのでしょうが、今から予約をすることも可能なわけです。しかし料金もわからないのに予約、というのはさすがに気後れします。
航空会社
上にも書いたように、理想はＪＡＬです。家族割引という制度もあるようなので、これを利用することが第一目標です。しかしながら、ＪＡＬの料金は、他の航空会社に較べ、常に少し高めに設定されているように思えます。ネームバリューや、親切さ等を考慮すると当然のような気もしますが、場合によっては他の航空会社も考えなくてはいけません。
もちろん料金が安いことが一番のメリットですが、中華航空のように羽田から出発できたりするのも、決定の大きな要素です。
航空機がＪＡＬでない場合、乗り換えの手間を考えると離島は非常に行きにくくなります。その時は旅行の前後にホノルル泊を設定して、真ん中辺の数日を、ホノルルのコンドミニアムを借りたまま、離島に行くのはどうだろうか、と考えています。宿泊料金は無駄になりますが、スーツケース等を持ち運ぶ必要がないので、身軽になれるのがメリットです。
そして１１月
ボーナスの一律カット、給料の削減の波が押し寄せてきました。ハワイに行くため、と思い、買い換えねばならない車も乗りつぶすつもりになり（現在走行１３万ｋｍ）、夜の晩酌はビールをやめ焼酎オンリーにし（寒いので大丈夫）、本は極力図書館で借りるようにし、昼食代をきりつめ、努力をしてきましたが限界はあります。
どうも離島はあきらめざるを得ない様子。離島に行くくらいならオアフにその分長く滞在したい、と思うようになりました。
今から来年夏の仕事の予想はほとんどわかりませんが、航空会社や旅行会社にメールで問い合わせてみると、とりあえず予約をしておけば、その後キャンセルしても、早い時期なら全額戻ってくることが判明。それならさっさと予約してしまおう、というわけで、飛行機と宿泊場所の選定です。ここまでふんぎりがつけば、がぜん元気が出てきます。