ヒーヒンへ

登山口着

 11時に戻ってきた。さすがに疲れた。木陰を見つけ、トイレ休憩を兼ねて、ともかく休んだ。飲み物を飲み周辺の様子を観察すること約30分。その後歩いてバス停まで行くことにする。駐車場近辺には3台くらいのタクシーが客待ちをしていたが、あえて乗らなかった。

 歩き始めると足が疲れているのがよくわかった。大人の足でこれだから、子供の足では結構大変だろう。途中からおんぶをして歩くことにした。クレーターを横切り、外輪山のトンネルを抜けるとちょっと良い景色が見える。ここで再び休憩を兼ねて記念撮影。

 さらに歩くとようやくバス停。すでに先客が30人ばかり待っている。こりゃ乗れるのかな、と思いつつ適当な木陰を見つけ腰を下ろした。しばらく待って、ようやくの思いでバス乗車。非常に疲れたが、思い出に残る景色を堪能できた。きちんと歩いて登ってくれた息子に感謝、である。

昼食

 12時にPMに戻り、ゆで卵とソーメンを食べた。だんだん冷蔵庫の残り物と相談しながらの食事となるので、取り合わせが奇妙になる。これは限られた日数のコンド生活ではやむを得ないだろう。ところでソーメンは持っていかない方が良いことを今回発見。

 なんとなれば、湯から出したソーメンを水で冷やす目の細かいザルがないのだ。ザルらしきものはあったが、これでソーメンを冷やそうとすると、目の間からソーメンが流れ出てしまい、実際作った私は大変な目にあってしまった。

 昼食後はいつものようにクヒオビーチへ。取り立てて書くことはないが、カタマランに乗ろうと思った。しかし時間がちょうど中途半端で、そのままPMに戻りシャワー。

夕食

 かねて歩いてまわったカプフル通りのヒーヒンへバスで行くことにした。13番バスを使い、ホノルル動物園のT字路を左に曲がった一つ目の停留所で降りたが、バスはそのまままっすぐカパフル通りを進んでいったので、もう一つ先の停留所が正解であることがわかった。

 もっとも帰りの13番バスは我々がおりた停留所の向かい側に回り込んでくるため、ヒーヒンの近くのバス停で待っていても乗れないこともわかった。

ヒーヒンの店内 ヒーヒンはガイドブックを見ると予約が必要と書いてあったので、飛び込みの私としては、ちょっと気後れがしていた。

 しかしドアを開けて中に入るとすぐに予約の有無も聞かれず席に案内された。

 ただし店内はたしかに予約を必要とするような、結構豪華な作りであった。促されるままにテーブルに座りメニューを見たが、これがほとんど分けの分からない漢字

 英語で説明が書いてあるのだが、如何せん食材の英単語はあまりよくわからない。途方に暮れてメニューの最終ページを見るとコース料理が2種類書いてある。しかもそれほど高くはない。

 よし、ってな感じで、この2種類のコース料理を頼む。出てきたのものはプレートランチであった。最初に出たワンタンスープは、スープの中にワンタンが浮いているものだが、この中に調理されたおいしい肉がわずかに入っている。これがうまい。

 プレートランチの内容は、片方が牛肉とブロッコリーの炒め物を主に、春巻きや鳥の唐揚げ、それにチャーハンの大盛りが付いている。

 もう片方が野菜とキノコとエビの炒め物が主菜で後は同様。いずれにもデザートに杏仁豆腐または中華菓子が付く。これに私の好きな青島ビール2本をつけて、チップを入れて42ドル。安いと思う。

 満足してPMに戻り、夜若干散歩及びインターネットカフェで書き込みをして10時就寝。本日の出費約61ドル。



第12日目 カタマラン乗船へ


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