第7日目 ドンキホーテ

起床

 昨晩は疲れて早く寝たせいか、5時半に目が覚めた。日本にいるときもだいたいこのぐらいの時間に起きている。折角早く起きたことでもあるので、クヒオビーチの堤防の様子を見に出かけた。

 堤防はいつものごとく観光客が入れ替わり立ち替わり訪れている。魚釣りのおじさんがいたので、しばらく見ていたが何も釣れる様子は無い。この人、針にエサとしてパンをくっつけている。竿は持っていない。糸を水面に落とすだけである。後は手釣り。

 15分ほど見ていたが一向に釣れないのであきらめて帰ることにした。最初の方でも書いたが、なるべくゆっくり、のったりのったり歩いて帰る。電動車椅子で散歩をしている人が多い。その姿はすっかりワイキキの町に溶け込んでいる。電動車椅子同士の人がすれ違うときもあった。見ず知らずの人だろうが、明るく「ハーイ!」と挨拶を交わしていた。

日曜版

 帰りがけに、CPBでまた40ドルを降ろす。大金を持ち歩く必要がないので、楽である。PMのフロントで厚さ3cmぐらいの新聞の日曜版を購入。

 英語版であるからほとんど読めないのだが、中に挟まれている広告や特集が目当てだ。不動産の特集や求人等はいずれ必要になるかもしれない、という興味を持って見ている。また今回はハリケーンの記事が気になった。

 細かい部分はもちろん読めないが、進路の予想は図で書いてあるからわかる。それによると当初はオアフ島直撃コースだったが、少しずつ北に進路がずれてきているらしい。中心の気圧はわからない。ただ風速はマイル表示(時速)で書いてある。

 手元の辞書を見て換算してみると、日本の風速は秒速なのでちょっと面倒だが、表示の速度に1.6をかけ(メートルに換算)、3.6で割れば(秒速に換算)良い。ということはおよそ2分の1弱になるわけで、50なら風速20mちょっとになる。この手で換算すると、どうやら風速25mぐらいの弱い台風であることがわかったので、大事にはいたらなそうで安心した。

 台風の影響だとは思うが、この日はあれほど強かった貿易風がほとんど吹かず、空気もなんとなく湿っぽくなり、じめじめした日本のような、ハワイらしからぬ天候となった。

朝食

 7時半に朝食。メニューは定番の果物。パイナップル、オレンジ、バナナにグアバジュース。息子はまだ寝ていたので、8時過ぎに起こした。

ダイエー(ドンキホーテ)ドンキホーテ(旧ダイエー)

 日曜版の広告の中にダイエーがあったので、今日はこの広告に従ってダイエーに行くことにする。

 広告の中に、多めに買ったつもりだったが間に合いそうにないフィルムを見つけた。普段は4本で8ドルの所を、広告期間中は5.99ドルというもので、税金を入れて6.32ドル。およそ700円。日本で買うにしても安い方だと思う。持参したカメラにうまく入ってくれるかどうか心配だったが、まったく問題はなかった。

 ダイエーへは、2番または13番のバスで行き、アラワイの橋を渡って100mぐらいの所で降りる。バスを降りて、バス通りを横切り100m程歩くと到着。ここにくるほとんどの人は車なので、バスで来る人はあまりいない。駐車場は広い。

 入り口左側の外にフードコート。中に入るとその広さに圧倒される。食料品がこれでもか、というぐらい置いてあり、大きな車付きのかごをみんな押して、通路を練り歩いている。必要に応じてどんどんこの中に放り込むものだから、山のようになっているカゴを押す人もいる。

 価格もいかにも安いように見える。ここではフィルムの他に、近所へ配るおみやげを買った。探し方が悪いのかもしれないが、純正のものはあまり見あたらなかった。

 いずれにしてもワイキキからは近いので、10日以上の長期の宿泊の時は、ここで初日にいろいろそろえるべきだ、という印象を持った。お客さんは、さすが日本の企業だけあって日系の人が多いような気がした。



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