第3日目 アロハタワーからワイキキへ

アロハタワー・マーケットプレイス

 再びアロハタワーに戻って、待ち合わせ場所の中央ステージ?の椅子のあたりに行った。マーケットプレイス自体には、あまり活気がない。品のある店が多いが、その分値段も高い感じがする。どうやら早アロハタワー ショッピングカード朝ハワイに到着した日本人のツアー客がバスで押し寄せるらしい。

 それらの客はまだハワイの物価の感覚が薄いため、お土産としていろいろなものをここで購入し、さらにミールクーポンなるものを渡され、食事をしているようである。(JTBのツアーが以前利用していましたが、今はアラモアナやワイキキに移動したようです)

 個性的な店もあるのだが、庶民的な臭いがしない。義母はここの2階にある絵の店で、お土産用に絵を何点か購入していた。最後に1階のジェラードとかいうアイスクリームやさんでワッフルコーンを食べたが、高かった。

 まあそこそこおいしかったから良かったが。なおここのマーケットプレイスでショッピングをするときは、最初にアロハタワー側にあるインフォメーションブースに行くと、クーポン券がもらえる。ショッピングが好きな人には利用価値があると思われる。(2010年現在もあるのかは不明)

シーフード・ビレッジ

 再びトロリーに乗りコンドに戻り休憩した後、ちょっと早いが5時半頃フリーペーパーに良く出てくるハイアットリージェンシーの中国料理の店シーフードビレッジに夕食を食べに行くことにする。アーリーバードで8ドルぐらい。写真にはおいしそうな料理が並べられている。

 ところがハリーズバーの方からこの店に近づいていくと、何やら高級料理店のイメージが強い入り口が見えてきて、入るのをためらってしまった。後でわかったことだが、我々が目指していた店は、カラカウア通りから入る店で、地下にあったらしい。結局逡巡した末、ここは諦めることに見解が一致。その他、行く場所を考えてこなかったので、とりあえず3階のチャオメンに行くことにする。

チャオメン

 リージェンシーにはひじょうにたくさんの店が入っていて、それらの店で使えるクーポンの載っているフリーペーパーが随所に置いてある。それによるとチャオメンは15%引きになるとの事であった。この店は中華料理とイタリア料理のミックスを売りにしているが、実際には中華料理の種類はあまりなかった。

 オーダーしたのは春巻き 8.75ドル、四川風ナス炒め 7.75ドル、五目あんかけそば 18.5ドル、飲み物はバドワイザー 4.75ドル×2、オレンジジュース 2.95ドル、チチ(カクテル) 5.95ドル、計52.4ドル。ここから15%が引かれて、税金が加算され、さらにチップが加算。トータル53ドル。約6000円。

 そこそこの値段だとは思うが、妙に堅苦しく好きにはなれない雰囲気だった。料理そのものの味はなかなか良かった。リージェンシーという肩書きを背負っているようだが、洗練されていない。ハレクラニとは違う雰囲気を感じた。但しリージェンシーに宿泊している人が気楽に食べに来れる店の一つではあると思う。

フードパントリー

 食材が底をついてきたので、帰りがけの8時頃フードパントリーに寄り、マフィン 1.35ドル、グアバジュース 1.5ドル、ハム 2.3ドル、パイナップル 2.3ドルを購入。計約8ドル。ハムの種類は驚くほど多いが、どれもしょっぱいのが特徴だ。いくつか種類を変えて食べてみたが、私の口に合ったのは、ローストと書かれたもの。ボイルドが一番単純で美味しいかと思ったが、これが一番しょっぱかった。

 フードパントリーは、クヒオ通りの入り口に近い側のレジが10個以下のエクスプレスになっていて、非常に買いやすい。ただしここではクレジットカードは使えない。レジのお姉さんは、欧米人にはハーイと愛想が良いが、日本人とわかると暗い顔つきになるような気がする。もちろん英語は通じないだろう、という思いがそのような表情を作っているのだろうが、原因の一つに日本人の愛想の悪さもあると思う。

 レジの前に購入する物を投げ出すように置き、お姉さんとは視線をあわせようともせず、ひたすら財布の中身をまさぐる。合計金額を言われても、特段返事をするわけでもなく金を渡すだけ。お釣りをもらうときも、奪い取るようにもらい、何も言わず立ち去る。

 何をあんなに怒っているのだろう、と思えるような雰囲気。毎回これをやられたらレジのお姉さんも精神的に疲れるに違いない。せめてサンキューぐらいは言えると思うのだが。 

 入浴後9時半就寝。本日の出費、アロハシャツを2着買ったので約162ドル。これがなければ、いわゆる生活費は68ドル。 



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