第1日目 セントラル・パシフィック・バンク

昼食

 着替え等を適当な棚にしまった後、今度は女房と義母がフードパントリーへ、当座の食料を買いだしに行く。このときはそれで良いと思ったが、その後あちこちのスーパーを見て、最初に行くべきはダイエーやKマートの方が良い、と分かってきた。

 フードパントリーは便利な分、高いのである。このとき買ってきたのはジュース、果物、パンその他で約42ドル。日本円で約4600円。結構な額である。

 12時半、昼食。買ってきた物で適当に済ませる。


セントラル・パシフィック・バンク

 昼食後、今回の旅行でやってみたかったハワイ預金をするために、セントラル・パシフィック・バンク(CPB)へ向かった。ここはHPを持っており、日本語ページもあって、あらかじめ日本で様子を知ることが出来る。

 ワイキキ支店は、ハイアットリージェンシーの東側の道路を挟んだ向かい側。パシフィックモナークからは150mぐらいだろうか。ひじょうに近い。

 ここで口座を作りたかった理由の一つは、高額のドルを持ち歩くのがいやだったから。必要に応じてカードでドルを引き出すことが出来れば、盗難に神経をすり減らす必要がない。(もっともそんなにたくさんの金を持っているわけではないが)また日本の預貯金の利率があまりに低いことにも腹立たしさを感じていた。

 為替のリスクはあるが、円高になってもハワイで生活費として使えば、それほど損したとは思わないだろう、と考えた。初日に訪れた理由は、カードを作る期間がどのくらい必要か不明だったため。この旅行中にカードをもらうためには、早ければ早い程良い。

 ハワイの銀行、ということで結構入りにくかった。しかし勇気を出して中に入ると、ほとんど人がいない。正面には預金や引き出しをするため?のカウンター、左側には相談のためのデスクがいくつか配置されている。

 とりあえず相談するしかないと思い、恐る恐る左側へ向かった。すると奥の方に座っていた女性から、「May I help you」といういつもの声が掛かった。

 思わず日本語で「えーと」と答えると、すぐに日本語でご用件は、と尋ねられ拍子抜けすると共に安堵感が。この女性に促され、椅子に座りハワイの銀行口座に関する基本的な話しや注意事項を質問を交えながら30分ほど聞く。

 その後いくつかの書類にサインをして、5日後に電話をもらえれば、カードが出来ているかどうかお知らせできる、という返事を得た。ちなみにサインは英語。このサインは日本で言う印鑑と同じ効力を持つ物だから、同じサインを書けるよう練習してくれ、との事だった。

 店内では英語と日本語がチャンポンに飛び交っていた。同じ顧客に対しても、店員同士でも日本語の中に英語が混じる変な会話が多い。ちなみに私が開いた口座は、個人用の普通口座で利息付きの物。利息は2%。預入額が100ドルを下回ると、維持管理手数料が必要、とのことであったがこれはシテイバンクに較べると、べらぼうに安い。クヒオビーチ

クヒオビーチ

 銀行での手続きを無事終え、2時半に一旦戻り、全員でクヒオビーチに向かった。パシフィックモナーク(以下PM)からクヒオビーチまでは本当に歩いてすぐである。

 先ほどのCPBの前を通り過ぎ、カピオラニ公園よりのビーチに行く。ここは沖に防波堤があるので波がほとんどない。子連れには最適。

 途中ビーチの工事にびっくり。カラカウア通り4車線の内、あちこちで1車線が規制され、車も通過しにくそうである。工事をしていることは知っていたが、こんなに大規模なものだとは思わなかった。

 しかしハワイの車は急がない。多少渋滞しても悠々たるもんである。日本に帰っても、このゆとりを見習いたいと常々思っているが、どうもうまくいかない。



パシフィック・モナーク屋上へ


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