第9日目 ウクレレ・フェスティバル

朝食

 7時半起床。朝食はエビ入りスクランブルエッグ、豆腐、ご飯、そしてジュース。何やら和洋折衷めいた怪しげなメニュー。要するにそろそろ残飯整理ということ。帰国の日が近づいてきたわけ。

クヒオビーチ

 というわけでまたまたクヒオビーチへ。ここ数日風が強く、いつもは波のほとんどないクヒオビーチにも防波堤を乗り越えて波がザッパンザッパン入ってくる。防波堤のすぐ外側ではブギーボードを楽しむローカルの子供達がいることからも波の大きさをわかってもらえると思う。そんなわけで防波堤の上では若い女の子達がわざと波をかぶってきゃーきゃー騒いでいる。
 
ウクレレフェステイバル

ウクレレ・フェスティバル

 路上に置いてあるフリーペーパーを読むとハワイの最新情報が手に入る。そんな中で、この日曜日にカピオラニ公園内のステージでウクレレフェステイバルが開かれる、とジャパニーズビーチプレスに出ていた。

 時間は11時からとなっている。そこでクヒオビーチからカピオラニ公園へ直行することにした。

 暑い日差しの中ゆるゆると歩いていくと、近づくに連れ何やらウクレレの音が聞こえてくるし、ステージとおぼしきあたりはすでに人の波である。なんとフェステイバルは10時始まりだったのである。

 そんなわけですでにステージ近くの、演奏が楽しめる場所はみ〜んな埋まっている。それでもなんとか人の隙間をみつけ、人混みをかき分けて前に出た。

 ステージでは、この暑さの中で200人ぐらいの高校生ぐらいの若者が、肘と肘を接するようにして、楽譜をヒザの上に拡げ演奏している。壮観であった。しかし本当に暑そうだった。

 観客の方も炎天下で、ずーっと聞いているわけにもいかず、ある意味では客の回転が良かった。我々も30分ほど聞いたが暑さにギブアップ。モンサラット通りのアートショーを見に行くことにする。

アートショー

 ホノルル動物園の東側道路、モンサラット通りのフェンスでは土日にハワイ在住のアマチュア芸術家達によって、絵画等の展示即売が行われている。前回3月の旅行では、日本人の画家である平山さんと親しくなり、いろいろ話を聞かせてもらった。まだいるだろうか。元気に活躍しているだろうか。同じ日本人として気になるところだ。

 端から順に眺めていくと、写真、油絵、彫り物等が見られる。今日は晴天の日曜日とあって、15人ぐらいのアマチュア芸術家が作品を展示していた。それに対して客の方は出足がいまいちであった。あまり知られていないのだろう。

 今回3回ほど往復して隈無く見て回ったが、なんと3月の時に飾られていた絵をまた見つけてしまった。なかなか売れないんだなあ、というのが実感。

 平山さんとも再会を果たしたが、彼の絵にもいまいち美しさを感じなかったので、今回は何も買わなかった。

デニーズ

 時刻を見るとすでに12時半を回っている。昼食はどうするか、と考えた末に、再びデニーズ(ホノルル動物園前にあった店。今は違う店です)に入ることにした。ワイキキのこのあたりは、ファーストフードを除いて、安い店が少ないような気がする。下手に注文しても食べきれないことがわかっているので、大人用を1品、子供用を1品頼むことにする。

 オーダーはパンケーキ×2、フレンチトースト×2、ベーコン×2、ソーセージ×2、目玉焼き×2というものが一つの皿に盛り合わされた物(8$)と子供メニューからチーズサンド、ポテトフライ(3$)、これにコーヒーとアップルジュースで合計チップを含めて16$となった。

アロハタワーマーケットプレイス

 その後いったん部屋に戻り休憩した後、トロリーでアロハタワーマーケットプレイスへ行くことにした。ここはバス停からだと少し歩くためトロリーが便利だ。但し乗車料金はバスの2倍、大人一人2$。4歳からは1$。お釣りは出ないので、1$札を握りしめ、乗車後運転席後ろにある木の入れ物に折り畳んで入れる方式。

 トロリーはオープンエアなので子供は喜ぶ。但し雨が降ると悲惨。また強い風も吹く。帽子等、飛んでいってしまっても、委細構わず。またバスとは違って運転手が結構陽気でいろいろ話をしてくれたり歌を歌ったりしてくれる。英語と日本語が混ざるので面白い。

 我々が訪れたときは、たまたま中央にミニステージが作られ、タヒチアンダンスやフラが演じられていた。全体としてはワイケレと同じで客が少ない。店に入ろうとしても、他に客がおらず、いまいち入りにくい。そこで改修が終わったアロハタワーに登り展望を楽しむことにした。



第9日目 アロハタワ−へ


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