旅行準備

動機

 一昨年(1997年)12月に4度目のハワイ行きを計画したにも関わらず、直前のインフルエンザであえなくご破算

 これでしばらくは駄目か、とあきらめかけていた時、昨年5月頃勤続20年で特別に3日の休暇を今年度中取れることが判明。しかもこの休暇、年休と組み合わせて良いらしい。仕事にあまり支障がない限り、結構航空券が安い時期に行けるかも、ということで、突然、真っ暗闇の中に一条の光が射し込んだ感じ。

 よしそれなら、ということで、まず時期の選定。年間のスケジュールを取り出しつらつら眺めて見る。自分の仕事の問題もあり、やはりそうそううまくは行かない。でも休んじゃえばこっちのもんだし、自分1人がいなくても仕事は進むだろうし、と考え、今回は大胆な計画を作ることにした。まさにアロハスピリッツである。

 結局時期は1999年3月に決定。


宿泊先決定まで

 日程が決まれば宿泊先の選定。今回は3才の子連れだし、お金の蓄えもあまりないので、コンドミニアムか広くて安いホテルを捜すことに決定。早速ワイキキのコンドミニアム情報を、インターネットやニフテイ、雑誌、ガイドブックを使い調べる。

 候補にあがったのは、「ココナッツプラザ」「ワイキキジョイ」「インペリアル」「イリマ」「エワ」「ロイヤルクヒオ」「パシフィックモナーク」「バニアン」「サンセット」「ダイヤモンドヘッドビーチ」等々。その中で広くて周辺が静かでなおかつ便利で安い、という究極の選択をすることになったのだが、最初は「イリマH」を第一候補にした。

 理由は部屋が広くキチネット付きで、アラワイ運河の近くで静かそう。しかもここはインターネットで宿泊料金の割引サービスを実施しているらしい。

 もう半分決めたつもりで、3月の宿泊料金を尋ねるメールを送ったところ、なんとこの時期は割引サービスがない。120ドル前後で泊まることを目論んでいたのだが見事にはずれ。

 そこで今度は有名なアストン系列のコンドを考え、日本の連絡先にパンフレットを送って欲しいと電話を入れた。パンフレットはすぐに来たが、雑誌で宣伝しているアイランドホッパー等の割引は、やはりこの時期設定されていない

 あきらめ切れずにまた電話を入れ、担当者に直接聞いてみたところ、今のところ割引は無い、というつれない返事。これでは1泊200ドル近くなってしまう。

 思い余ってニフテイのハワイフォーラムに参加し、いろいろ情報を探る内、バケーションレンタルという、コンドミニアムの一部を現地の不動産会社が所有し、それを1週間や1ヶ月単位で貸し出す、という制度を発見。

 早速インターネットでハワイ観光局のHPを訪ね、そこに掲載されているバケーションレンタル会社(略してバケレン)のHPにアクセス。

 見て驚いた。これまで想定していた料金よりもずーっと安い。いくつかの会社の料金を比較し、条件に合いそうな所を捜すとハワイアンコンドリゾート(HCR)という会社が良さそう。

 料金表を印刷し、ロイヤルクヒオに決定。予約のメールを送ると、しばらくして空いているからOKの返事。料金は1泊あたり85ドルという、予定外の安さ。

 アーリーチェックインの条件も半日分の料金で請け負ってもらい、正式契約へ。クレジットカードの番号を知らせ、予約金が引き落とされ(250ドル)、航空便で契約書が送られてきた。日本で普通にアストンに予約を入れるとこの2倍ぐらいの価格になってしまう。

 あまり安いのも不気味なので、再びニフテイにバケレンについての書き込みをすると、すぐに反応があって、個人旅行では結構使う人がいることが分かり一安心。

 しかもこのHCRを実際に使ったことのある人もいて、いろいろ聞いた所、ひどかったという話は一つもなく、これなら大丈夫だろう、と考えた。



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