第14日目 帰国

 いよいよ帰国日。これでまたしばらくハワイに来れないと思うと感慨もひとしおである。6時起床。スーツケースや手持ちバッグへ最終詰め込み。しかしとても収まらない。

 フードパントリーへ行き息子の朝食用のマフィン(本当はABCストアのものが良かったのだが、なかった)と土産用にキャンデイーを購入。さらにABCストアによりマカデミアナッツとおみやげ用の手提げ袋を購入。朝食は持参したうどん。その後たくさんのゴミをダストシュートへ。時間はあるがせわしない。

タクシー

 8時50分ロビーに降りて、タクシーを待つ。本当にタクシーが時間通り来てくれるか不安だったが(安かったので)、9時きっかりに現れ、荷物を積み込む。クーポンを渡し乗車。すでに通勤の混雑は終わりH1はすいている。タクシーの中でJALかと聞かれたのでANA(エーエヌエー)と答える。ワイキキの町並みもこれでしばらく見納めになるので、必死に外の景色を脳裏に刻む。

 9時半ホノルル空港着。荷物を下ろし、改めて値段を聞くとクーポンだから12ドルだ、との答え。そこで20ドルを渡し、お釣りの中から2ドルをチップだと言って手渡すとサンキューと言って、うれしそうに去っていった。

 クーポン使用の場合、チップを渡すのが妥当なのかどうかよくわからなかったが、到着時に較べると間違いなく安いわけで、しかも運転は丁寧で親切だったことを考えると、感謝の意味でもチップは正解、と考えることにした。

ホノルル空港

 時間はまだかなり余裕がある。しかし個人旅行であるから、誰かが次はどうしろ、と指示してくれるわけではないので、とりあえずチェックインをすまそうとカウンターに行く。チェックインはスムース。荷物が多いので、コインロッカーを探し、これに手持ちのバッグを入れる。身軽になって、これが最後とアイスクリームを食べたが、足元を見ているのかやけに高い

 続いてかねてから気になっていた、エアポートミュージアムに行ってみる。1人3ドルを払って中にはいると、いろいろな展示物があるにはあるが、すぐに見終わってしまう。これで3ドルかあ、と思っていたら、さらに中に映画みたいなものを上映しているところがあることが判明。早速中に入ると、ハワイの航空史と真珠湾攻撃の概略が説明され、これでおよそ20分。大人には面白かったが、息子は退屈。小学生以上なら大丈夫かも。

全日空のジャンボ

飛行機

 コインロッカーから荷物を取り出しウイキウイキバスに乗車。全日空は一番はずれの33番ゲートに設定されているらしい。ここまできてしまうとみやげを買う店は皆無。バスに乗る前に買う必要がある。

 しばらく待っていると搭乗が始まり、12時離陸。後は8時間の長旅。と思いきやなんと気流の関係で8時間40分の長旅に。息子はまったく眠らず元気一杯。ウオードウエアハウスで購入したパズルや持参した粘土が大活躍。それでも時間を持て余し気味だったが、なんとか持ちこたえ無事成田到着。日本時間3時40分。

成田から池袋

 諸手続に1時間近くかかり、池袋に帰るための成田エクスプレスの時刻を見ると、全然ない。池袋行きのリムジンバスの時刻を見ると16時55分発があるので、これを予約。スーツケースを宅配に預け、バス停へ。待つこと20分。席を確保し後はなすがまま。初めはすいすい進んだが、首都高に入ると渋滞。空もどんより曇っていてハワイの天気が懐かしい。息子は時差の関係か、座席で寝てしまう。

 手荷物3つと息子をどうするんだあ、と頭の中はフル回転するが、名案は浮かばす。結局そのまま池袋メトロポリタンホテルに到着。うってかわった寒い空気の中を、息子をだっこしつつ、手荷物を一つ持ち(残りの二つは女房)、東上線へ。折しも通勤時間帯で、電車を1本遅らせ、なんとか座る。息子はまったく目を覚まさない。熟睡しているのか、寝息まで聞こえる。

自宅へ

 座れたのは準急で川越市止まり。しょうがないので川越市で降り、タクシーを使って坂戸の自宅へ。疲労困憊でたどりついたのが21時。夕飯はハワイで購入したインスタントラーメン。入浴して軽く飲んでバタンキュー。

 あっと言う間に4月2日の朝。時差ボケで息子は3時ぐらいに起き、しきりにうごめいている。その物音で目を覚ましたものの、もうろうとしていて再び睡眠。起きたのは4時。これも立派な時差ボケ。以後今日(帰国後1週間)に至るまで早起きの習慣が継続。朝早くから、一生懸命HP作りにいそしんでいる。



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