第13日目 ハウス・ウイズアウト・ア・キー

シーフードバー&グリル

 6時半起床。子供が起きるのを待って、ロイヤルクヒオの通りを挟んだ横にあるシーフードバー&グリルという店に朝食を食べに出かけた。明日は帰りなので、冷蔵庫の中はあらかた食い尽くしていた。この店はフードパントリーに行く度に通る店なのだが、表に朝食2.99ドルと書いてある。この値段に引かれた。日本人が入っている様子はあまりない。

 中はカジュアルな雰囲気。陽気なお姉さんが来てくれて、オーダーを取る。ランチ二つとコーヒーを頼むと、子供はいいのか、と聞かれたので良い、と答えた。ランチ代が2.99ドル、これにコーヒー代が加わって、チップを含めて2人分10ドル

 料理はおいしいトースト、カリカリベーコン、スクランブルエッグといった定番。特筆すべきは、お姉さんが気を利かしてくれて、子供にトーストを持ってきてくれたこと。思わずチップをはずもうと考えたのだが、伝票にはすでにチップ代が含まれていたのであえてそれ以上払わなかった。

 しかしこのカジュアルな雰囲気と安さに魅力を感じて、夕食もここで摂ることにする。

ホノルル動物園

 しつこいようだが、息子が行きたがるので、遂に3回目のホノルル動物園となった。ちょっと面白かったのは、象にタッチできたこと。象の皮膚には剛毛が生えていて、分厚い皮の感触であった。

義経

 昼食は義経で摂った。きつねうどんとたぬきそばを頼んだが、出てきたのはきつねそばとたぬきうどん。よくある間違いなのであまり気にしなかったが、店員さんがおばちゃん一人なのと、出来上がるまでの時間がちょっとかかったこと、そばそのものがあまりおいしくなかったことを考え合わせて、あまりお薦めできない。料金はチップが含まれて15ドル。あの味では高い気がする。やぶそばの評判が良い理由がわかる。

クヒオビーチ

 昼食後最後のクヒオビーチへ。息子はうどん、そばをろくろく食べていないのでABCストアで3個入りのマフィンを3ドルで買った。これが以外にうまい。これはお薦め。さらにビーチで遊ぶためにエアマットを2ドルで購入。もっと早くからこの安さに気が付いていれば良かった、と悔やむ。

ハウスウイズアウトアキーのフラショー

 夫婦交代で荷物番をし、12時半から16時まで目一杯遊ぶ。たまたま天気も良く、ずいぶん日に焼けた。その後は一旦戻り、滞在中一度は必ず行くハウス・ウイズアウト・ア・キーへ。

ハウス・ウイズアウト・ア・キー

 ハレクラニの雰囲気は好きだ。エントランスを一歩入るとなんとなく空気が違うような気がする。目的のフラがもうすぐ始まる。演奏はアイランダーズ。女性のベーシストが格好良い。席は丁度良いところに案内してくれた。このときは比較的良い服を着ていった。服装で席も違ってくると思うからだ。女房はムームーを着て悦に入っている。

 しばらくするとカノエ・ミラーさんのフラが始まる。今回は落ち着いてその所作を観察した。どうしてあんなに柔らかい身のこなしが出来るのだろうかと思うくらい優雅な動き。カクテルの酔いとサンセット、そして心地よい音楽、なんとなく高級感漂う雰囲気、これは日本では絶対に味わえない。残念ながら息子が飽きてしまうので長時間はいられなかったが、存分に楽しめた。

ワイキキのサンセット

 最後に浜辺へ出て夕日を撮影。これでしばらくこのような美しい夕日は見られないと思うと感慨もひとしお。


シーフードバー&グリル

 18時半、再びこの店へ。実はこの店を選んだ理由がもう一つある。それはクーポン。このクーポン、日本語のフリーペーパーでは掲載されていなかった。夕食時には入り口に呼び込みのお姉さんが立って、日本人向けのチラシを配っているのだが、この値段よりかなり安い。これを持ってアーリーバードスペシャルの時間帯に入店。

 店に入って渡されたメニューは、ほとんど20ドル以上のもの。我々がクーポンを見せると、一瞬怪訝な表情を見せたが、すぐに気を取り直して使えます、と言う。これはプレートランチに近いものだが、肉、マヒマヒ、カニ、エビその他の6種類の中から自由に2品選べて11ドルというもの。夫婦で分担して上記の4種類を頼み、互いにつっつくことにしたが、どれもうまい。ビール2本、ジュース1本とチップ込みで総額34ドルは味も良かったので安い方だと思う。

 20時に戻り、いよいよスーツケースへの詰め込み。フリーペーパーやらおみやげでスーツケースはどんどん重くなる。21時半に一旦終了し、22時就寝。いよいよ、そして遂に明日は帰国だ。



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