第10日目 ワードエリアを散策

 長期に渡る今回の旅行も先が見えてきた。1日1日が大切に感じられるようになったが、あらかじめ予定していた行動のほとんどは終わっている。そろそろおみやげ探しだ。7時半起床。フードパントリーで買いだし。ラーメン、ジュース他で14ドル。朝食、ごはん、卵、ポテトサラダ、野菜炒め。

ワードセンター

 9時半、バスでワードセンターへ。慣れが生じたのか、8番バスがウオードセンターまで行くと思いこみ乗車。やがてバスはアラモアナに到着。そのまま右回りにワイキキに戻ろうとする。そこで初めて気が付いた。そうだ、8番バスはアラモアナとワイキキの往復バスだったのだ。結局右に回り込んだ場所で急いでバスから降り、小雨が降る中徒歩でワードセンターへ。まいった。


ボーダーズ・ブックス&ミュージック

 そんなわけでウオードセンターの一番アラモアナ側に入る。ここにはボーダーズ・ブックス&ミュージックがある。大きな本屋さん。店頭に割安の本が並べてあった。この中から幼児用の本を1冊と絵はがき集みたいなものを購入。それぞれ2ドル程度と、定価の3分の1程度の価格設定。

 店内にも割引された本が多数あり、購入したいものもあったが、重くなるので諦めた。しかしここは本好きにはたまらない場所。時間をかけてゆっくり眺めたい。が、今日は子連れなので20分程で退散。


モカ・ジャバ・カフェ

 本屋さんを出て、1階をワードウエアハウスの方へ歩いていくと、日本で言うオープン喫茶がある。ここでコーヒー(ラージとスモール、各1)とバニラアイスクリーム(2個入り)を注文。これだけの値段が6ドル。べらぼうに安い。しかもうまい。ここはお薦め。

 ただし日本語はほとんど使えないし、メニューも英語のみ。解読するのに手間取っていると、次から次へと客が来る。アフターユーと言って、どんどん先に注文してもらったが、この英語覚えといて良かった。

 我々が飲んでいる隣のテーブルには、女子学生らしい二人連れがいて、なにやら必死に勉強している。試験の時期なのか。ちらっと見ると人体の解剖図のようなものがテキストに書いてあった。看護士希望だろうか。職業柄気になるところである。

ホノルル・チョコレートカンパニー
ホノルル・チョコレート・カンパニー

 喫茶店を出た目の前に位置する。なにやらきらびやかな店頭に引きつけられ、近づいて初めて気が付いた。

 店内にはチョコレートがこれでもかと、とばかり並ぶ。みやげものにどうか、といくつか手に取ってみたが、はっきり言って高い。有名だからしょうがないとは思うが、ちょっとした小箱に6つぐらい入ったチョコレートの価格が10ドルぐらい。手も足も出ないので、一応眺めてきた、という感じ。


チャイルズ・プレー

 続いてワードウエア・ハウスに渡り、おもちゃで有名なチャイルズ・プレーへ。間口はそれほど広くないが、中は奥行きがあって、本当に色々なものが置いてある。ここで子供用のみやげを購入。

 各種のゲームやパズル、おもちゃを購入し、総額50ドル。日本信販の割引を使い45ドルに。結構な値段だ。ここで買ったスポンジ製のパズル(枠に入れたり、立方体にしたりするもの)を息子が気に入った。どこへいっても放さない。帰りの飛行機でも暇つぶしになった。安いし、小さいし、軽いのでパズル好きの子供には抜群のおみやげになると思う。

 また店内奥の方にレールの上を車や列車が走るおもちゃが組み立てられていて、ここに小さな子供が群がっている。親が店内でみやげの物色をしている間、息子はずーっとここを離れなかった。

 すべて買い終わっても離れない。よほど気に入ったようだが、とても買うわけにはいかない。昼食を食べるのだからとなだめて(だまして?)、ようやく店を出る。滞在時間は1時間近く。



オールドスパゲッティ・ファクトリー


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