第7日目 コダックフラショー

 7時起床。だんだんハワイの時差や気候に体が慣れてきた。子供の方も発熱もせず元気。でも無理はしない。午前中に一つ、午後に一つというように計画を立てる形になってきた。これも長期の旅行の強み。短期なら無理をしてでも、あちらこちらまわらざるを得ない。

 散歩を兼ねてアラワイ運河沿いを歩いてみると、運河の中には多数の魚が群れていて、人影を見ると寄ってくる。たぶん誰かが餌をあげているのだろう。明日は女房、子供と来てみよう。

 ついでにフードパントリーへ。消費の激しいジュースに加えて、日本から持って来なかった砂糖を購入。砂糖にも何種類かあり迷うが、ライトブラウンというのがおいしそうな色だったので買ってみた。封を切ってみると中から黒糖の甘い香りがする。

 グラニュー糖はあまり好きではないので大正解。さらに日本とは味の点で比較の出来ないおいしさの卵、試しにマグロの刺身を購入。

 私の母親の実家は農家で、昔遊びに行ったとき、鶏が家の周りを走り回っていて、朝はその鶏の産み立ての卵をよく食べさせられたが、それに近い味がする。実にこくがある。刺身はまあ普通。値段から考えると、量の割に高い。日本の価格と比較すると同じぐらいかも。


青空朝市

 メールフレンドと待ち合わせたのは12時にカピオラニ公園。まだ時間があるので、早めに行って、噂の青空朝市とコダックフラショーを見ることにする。

 青空朝市はホノルル動物園の東側の道、モンサラット通りをH1の方に歩いていく。やがて動物園の角が現れるが、その右側に駐車場があり、その中で行われている。

 私が行ったとき、店は10数件。いろいろな民芸品なんかも期待していたのだが、実は本当の地元の人のための市場で、売られているのは野菜と果物のみ。枝豆まであった。観光客はほとんどいない。もしコンドで長期に自炊をするならば、ここは間違コダックフラショーいなく安いし、すべての野菜が手に入ると思う。


コダックフラショー

 続いてコダックフラショーを見学。入り口付近でもうすでに音楽が聞こえている。入ると扇形の観客席が後ろに行くほど高くなる形で作られていて、どこに座っても全体が見渡せる構造。

 屋外なので非常に気持ちがよい。音楽に合わせて各種のフラが披露される。

 途中観客の中からやってみたい人を集めて、即席の大人数フラダンスもあった。参加者は100人以上いたので、あまり恥ずかしい感じはしない。我が家は女房が参加。最後は出演者達と記念写真を自由に撮れる。私もせっかくの機会なので、撮ってもらった。

コダックフラショー このイベントは、2013年現在すでに終了しています。

ペンフレンド

ペンフレンドのシドとカピオラニ公園で12時に会う約束があったので、ABCでジュース、果物等を購入。17ドル。

 このカピオラニ公園、あまり人がいない。非常に広い公園で、ほとんどが芝生。ダイヤモンドヘッドが間近に見える。遮るビルは一つもない。日本のガイドブックではあまり紹介されていないが、なかなか良い所。私は気に入った。

 我々は10分前に待ち合わせた場所へ行き、待機。実際に彼が現れたのは12時40分。40分の遅刻。これがハワイアンタイムか。まあ気にしないことにする。

 話は面白かった。マッサージをやっていると、ハワイという場所柄、夜うまくいかない夫婦が結構大勢相談に来るそうだ。そこで話を聞いてあげて、適度なマッサージを施し、うまくいくように仕向ける、という話をしていた。欧米の老夫婦に多いそうだ。

 ジャパニーズビーチプレスの広告を見ると、マッサージがよく掲載されている。これらのほとんどは高すぎる、という話もしてくれた。彼は広告は一切せず、口コミで客を開拓しているようだ。金が欲しくないのか、と聞いてみたら、下手に広告なんぞを出すと客が集まりすぎて困る、という話だった。しきりに働き過ぎは良くない、と力説していた。



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