カリヒからワードへ

 部屋に戻って、今回の旅行の最大の目的だった、シニアバスパスを購入するため、カリヒのバスパスオフイスへ向かいました。

 ワイキキからは2番バスに乗って終点まで行くことになります。ネットで調べているとき、2番バスは遠回りなので、乗り換えた方が早いという情報もありました。

 しかし、乗り換えに要する時間を考えると、そんなに大きく変わらないだろうと思い、バスでのドライブを楽しむことにしました。

 というわけで今年から導入した格安スマホにインストール済み「ダ・バス」というアプリを使って、クヒオ通りから2番バスに乗るための出発時刻を検索。

 このアプリ、すごく便利ですね。この後の旅行期間中も常に利用していました。地図で現在いる場所近辺のバス停をクリックして到着情報を見ると、すぐにこれから到着するバスの一覧が表示されます。

 ちょうどよい時間のバスがあったので、クヒオ通りのバス停へ。しばらく待っていると時間通りにバスが到着。まだバスパスは所持していないので、2.75ドルを素直に料金箱に入れます。

 バスはワイキキを抜けるまで結構時間がかかりますが、アラモアナセンターを抜けてダウンタウンあたりまで来ると、がぜんスピードアップ。

 ハワイらしい景色を楽しみながら乗車すること1時間ぐらい。バスはロータリーのようなところを回り込んで停車。



 「こんなところか〜」と思いながらバスを降りて、そのまま前方に30mほど歩くと、ロータリー中央付近にオフイスを発見。

 ところがここで全く予想に反する事態に遭遇。近づいてみても、オフイス周辺に全く人がいません。「ありゃ、なんか変だぞ」と思いながら近づくと、照明も点灯しておらず、中に誰もいません。

バスパスオフイス

 

 一応入り口らしきドアを動かそうとしみましたが、当然ながら施錠してあります。「おいおい、ウイークデーなのにクローズかよ。ここまで来てこんな目に合うなんて」と内心でぼやきながら、持参したスマホを取り出しちょっと検索。

 すると通常の休みの日以外に、臨時休業になる日があるようで、この日が該当。「なんだよ、くたびれもうけで、その上2.75ドル、往復で5.5ドル損したな」と思いつつ、近くの椅子に座って次善策を考慮。

 しかしグーグルマップを見ても、このロータリー近くには著名なレストランはなさそう。「こりゃ諦めて戻るしかないな」と渋々決断。

 たまたますぐに2番バスがやってくる様子が見えたので、そのまま乗車。しかし料金を払う直前に、「どうせなら1dayパスを買って徹底的に乗り回して損した分を取り返そうと決断。

 運転手さんに「1dayパスプリーズ」と告げると、間髪を入れずに「5.5ダラー」という返事があり、ついでに料金箱を指さして教えてくれました。

 素直に5.5ドルを料金箱に入れると、渡されたのがペラペラの小さな紙で、表にこの日の日付が印刷されていました。これを見せれば、1日中バスが乗り放題になります。 

 というわけで、先ずは2番バスでチャイナタウンへ。降りるとそこがノースホテル通りで、ワイキキ方面のバスは一つ海側の通りのノースキング通りに来ます。

 というわけで1ブロック、100mほど海側に歩いて移動。途中ケカウリケ市場を通過するので、ここの「マグロブラザース」で食べようかとも思ったのですが、昨日もいやす夢でポケ丼を食べていますから、この日は通過。

 ノースキング通りのバス停で待つこと5分ぐらい。ちょうど42番バスが来たので、1dayパスを見せて乗車。ワードのエンターテインメントセンター前で下車。

 通りを横断して、向かったのがアウアヒ通りの角にある「マーティンマッカーサー」というコアの雑貨を扱うお店。かなり良い商品がそろっている店ですが、コアの木そのものが貴重品となっているようで、価格が全く折り合いません。

 一通り見て回って、カカアコキッチン前を通るとその先に新しく「マイレズ・タイ」という新しいタイ料理レストランを発見。以前はイタリア料理のレストランだったと思うのですが、通りに面してテーブル席がいくつかあり雰囲気は良さそう。

 「昼食はここがいいかも」と思いながら横目で見てその先のクレージーシャツのアウトレット店へ。毎回来ていますが、来るたびに価格がアップしている印象です。今回も安いもので10数ドル。

 もちろん正規の価格は20ドル以上しますから安くなっているわけですが、日本円で1500円と考えると、ちょっと購入意欲が鈍ります。

 しかも色がブルー系やベージュ系が多く、デザインもいまいち。さらにMサイズのものが少ない。というわけで、「まあいいや」と思って、先ほどの感じの良さそうなタイ料理レストランへ。



マイレズ・タイで昼食


2019年5月ハワイ旅行


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