出発の日を迎えました。今回は最寄り駅まで息子に送ってもらい、そこからリムジンバスという予定です。
これまではリムジンバスを利用するときは、タクシーを呼ばなくてはいけなかったので、料金的にも手間暇も省略でき、便利になりました。
というわけで、今日は自宅を2時半過ぎに出発。駅までは予定通り息子の送迎を利用して、そこからリムジンバス。
最寄り駅に到着すると、バス待ちが数名。ところがここでまったく予想していなかった事態が。バス待ちをしているお客さんの中の1名が激しく咳き込んでいます。
ご本人も咳を意識しているのか、ちゃんとマスクをつけて、少し離れた場所に座っていましたが、かなり辛そうです。
しかし気管支の弱い私は、出だしから予想外の事態にちょっと慌てました。機内用に準備していたマスクがあったので、それをショルダーバッグからごそごそと取り出し装着。
まあご本人としても辛い旅行となっているはずですから文句は言えません。しかしバスに乗りこむと、この方はバスの中央あたりの席に座っています。
「まいったなあ」と思いつつ、なるべく前のほうの席に座り、乗車中はマスクをつけっぱなしにしていましたが、乗車時間は数時間。
マスク防護も100%ではありませんので、やはりハワイ滞在4日目ぐらいから、潜伏期間を経てのどに違和感が出てきました。
しかし私にも隙がありました。まずマスクをつけたことに安心して、ハワイ到着後も特に手洗いや頻繁なうがいを行わず、漫然と生活していました。
いつも持参するうがい薬を、今回出発まで日数が少なかったころから常備薬の中に入れていませんでした。やはりハワイということで、気持ちが浮かれていたようです。
ともあれ、バスは圏央道が完成して首都高を迂回する車が増えたのか渋滞にも合わず、定刻通りに成田に到着。スーツケースをごろごろ転がし、チャイナのチェックインカウンターへ。
エコノミーのほうはかなり長い行列ができていますが、これはいつものこと。JALやANAでは、エコノミーでも行列ができることは少ないのですが、どうやら開いているカウンターの数が違うようです。
ビジネスクラスの場合はほとんど並ぶこともないのですが、加齢にともなって、この手のサービスを実にありがたく感じるようになっています。
事前にeチェックインを済ませていたので、特に問題なく手続きは進み、5分ほどで完了。身軽になって、ちょっとトイレに行き、さらにその脇の手荷物検査の状況を見ると、ガラガラ。
「これならすぐ通過できそうだ」と思ったのでそのまま検査会場へ。荷物のほうは問題なく通過しましたが、ホールボディスキャナーが導入されたようで、なぜか私だけ引っ掛かりました。
原因は不明。脇に出されてお姉さんがボディチェック。上から下までさわさわと触られ、若かったら変な気持ちになったかもしれません。触る方も結構神経を使うだろうなと感じました。
ともあれもちろん問題なく通過。続いて出国審査。これも5人くらいしか並んでいないので、早い早い。一人10秒ぐらい?バンコクののんびりした出国審査を知っているので、神業のように思えます。
審査を終えて出発ロビーに入り、ちょっと左側奥にあるエスカレーターで階下に下りると、そこにチャイナのラウンジがあります。
入口でお姉さんにラウンジ利用のパスを渡して、適当な席に座ります。今回はここまで非常にスムースに進んでいるので、ラウンジでの待ち時間がかなりありました。
少しだけ食事をして、ブログを書いたり、コンピューターにインストールしてきた囲碁ソフトで遊び、時間をつぶします。ちなみにラウンジでは、チャイナ専用のWIFIがあります。
というわけで、グダグダと時間をつぶして7時半頃ラウンジを出て73番ゲートへ。