2017年9月旅行 準備編

 ブログ記事を加筆修正しています。

 思い起こせばちょうど1年前の8月下旬。夕食を食べて、いつも通りにビールを飲んで、「はあ〜今日も無事終わった〜」と思ってベッドに入って就寝。

 ところが12時前後だったと思いますが、突然の頭痛。それも半端じゃない。全身に悪寒が走るような頭痛で、これはとんでもない事態だと、ともかく這うようにして息子の部屋の前まで行き、息子を起こし「救急車を呼んでくれ」というのが精いっぱい。

 そのまま軽く着替えて何とかリビングに移動し、テーブルに突っ伏して救急車を待ちます。その間にも頭痛はどんどん激しくなり、「これはもしかするともうダメかも」という不安が胸中をよぎりました。

 やがてサイレンが聞こえ救急隊員との短いやり取りを経て、何とか自力で救急車に乗車。しかしそこからの記憶がほとんどない。途中でどこかの病院に到着し、ベッドに移し変えられたことは覚えていますが、それで安心したのか激痛に耐えかねたのかそこから記憶が途切れています。

 従って手術室に運ばれて何らかの処置をされたという記憶は全くなく、手当てが遅くなってそのままこの世を去っていれば、まあある意味苦しまずに自然に逝けてしまうんだなと、あとになって認識しました。

 ただよく言われるように、向こう側に光が見えるとか、自分の一生が走馬灯のように流れるといった、いわゆる臨死体験はしていませんので、実際にそのかなり手前で踏みとどまったと言えそうです。

 というわけで、翌日だったのかどうかは不明ですが、覚醒するという意識はなかったものの、なんか声が聞こえたなと思ったころ自然に目が覚め、そこでようやく私をのぞき込んでいる医師の顔が見えたということです。

 しかしその後1週間ぐらいは、なんだか意識も朦朧としていました。当然ながらほぼベッドに寝た切りの状態で、この間に筋肉量が激減。1週間ぐらいして、ベッドから起き上がろうとしたとき、ものすごい努力が必要でした。

 そこからは椅子に座るとか、立ち上がるという簡単な動作のリハビリが始まり、それとともに雲がかかっていたような意識がすこしずつはっきりしていきました。

 その後は車いすで、いわゆるリハビリ室に移動し、立ったり座ったり、物を持ち上げたり数を数えたりというリハビリを行いましたが、そのころからふらつき、味覚障害、ろれつの回りにくさを感じ、程度は軽くなったもののそれが1年後の今日まで続いています。

 大学病院では一か月ほどの治療しか認められていないようで、その後一か月半は地元のリハビリ病院に転院。ここで上記のいわゆる高次脳機能障害と呼ばれている症状の軽減と、入院中に失った筋肉の回復に勤めました。

 というわけで昨年11月中旬にリハビリ病院を退院。そこからは自宅療養となりましたが、今もお世話になったリハビリ病院に併設されたトレーニング施設に週2回通って、ストレッチや筋トレを行っています。

 そんな中、手術後1年となり、MRIでの検査がありました。この間旅行に行きたい!という希望は一向に消える気配もなく、体力の復活に伴って、日帰り旅行、1泊旅行、そして先日は北陸新幹線を使った金沢富山3泊4日旅行を楽しんできました。

 この旅行を通して、体調維持に気を遣えば、国内旅行は何とかなりそうだという感触を得ています。しかし脳内の血管がどんなことになっているのか、こればっかりは直接目で見るわけにもいきません。

 また実際にはいくら検査でOKとなっても、旅行では不測の事態が起きる可能性もあり、私が今一番心配しているのは飛行機内の減圧の影響がどのくらいあるのかということです。

 というわけでMRI検査の結果ですが良好でした。切れた血管は完全にふさがっているということです。「飛行機に乗れますか」という問いにも「問題なし」という返答でした。

 ただし不測の事態はどんな旅行でも起こりえることを忘れないようにと釘を刺されましたので、これは要するにあとは自己判断と自己責任で旅行をということだと思います。

 ちなみにクモ膜下出血の原因は、動脈硬化等で血管の内壁が損傷を受けて裂けてしまうというのがイメージのようで、これは要するに全身の血管ならどんな場所に起きてもおかしくないようです。

 まあそんな話を聞くと、いまさらながら食生活に気を付け、血管内壁を傷つけないようなというか、むしろ丈夫になるような食べ物を食べ、血圧のコントロールに注意が必要ということになるようです。

 というわけで、良質の食事を摂取し、規則正しい生活と適度な運動、十分な睡眠という健康維持の基本原則を改めて意識しました。

 ただ「飛行機に乗れそうだ」(半年前の検査でもそういわれていましたが確信が持てませんでした)という確信も何となく得られたような気がするので、帰宅して早速ハワイ旅行を計画し始めました。

 どうせ行くなら、やはり温暖な気候の素でのんびりと過ごしたいという気持ちが強いです。ただハワイの場合は、行きが夜行便となるので寝不足は間違いなさそう。寝不足になると血圧も上がるみたいなので、これが現在最も大きな悩みの種です。

 その意味では、少なくとも行きはビジネスクラスを使って数時間睡眠を確保。到着したらなるべく早く部屋に入り、寝不足解消の仮眠をとるしかないと思っています。

 また一つだけ残っている心配事が、航空機内の気圧の影響。JALのページによれば、巡航速度に達した機内の気圧は約0.8気圧で、これは標高2000m級の山に匹敵するそうです。

 機内では袋に入れて密封したお菓子の袋がパンパンに膨らんだり、足がむくんだように感じ、靴がきつくなることをよく経験しますが、これは減圧の影響です。

 これが全身に及ぶわけですから、体内の血管にも影響はあるだろうなと思っています。ただし医師に言わせれば、「問題はない」ということです。

 しかし個人個人の体内環境は異なりますので、疑えばきりがないのですが、心配の種は尽きません。というわけで、もしハワイに行くことが決まったら、車で富士山5号目(5合目は何か所かあって、標高は1500〜2400mぐらい)や水上の谷川岳天神平あたりに避暑を兼ねて行ってみるのもいいかなと思っています。

 何もそうまでして行かなくてもという気もしますが、年金暮らしになってようやく自由に旅行に行ける環境が整ってきましたので、旅行好きとしては何とか実現したいと思っています。というわけで旅行計画の作成です。


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2017年9月ハワイ旅行 予約と費用