第11日目 帰国

 出発ロビーから中央の庭園を見ながら一つ下のフロアに降りると、各航空会社のラウンジが並んでいます。

 今回中庭は工事中のようで、通路がちょっと薄暗くなっていて、いつもと勝手が違いました。ラウンジに入り、ジュースを飲んでブログの更新。

 「もうすぐ集合時間です」と言われたので、パソコンをシャットダウンし指定されたゲートに向かいます。

 どの辺かなと思って案内図を見ると、珍しく中央の一番先端のゲートでした。いつもは欧米行きの飛行機が多数発着している場所です。

 あまり歩いたことのない通路を進んでゲートに到着すると同時に搭乗が始まりました。行列が空いたころを見計らって搭乗。予定通り隣には誰もいませんでした。ただ周囲はほとんど満席でしたから、かなり優遇されたように思います。

 左側の窓側の席に移動し、滑走路に向かうまでワイキキ方面の景色を眺めていました。ただ出発時間は定刻より15〜20分ぐらい遅れたような気がします。

 離陸はスムースでしたが、ジェット気流の流れが早かったのか、結構「タービュランスに入ります」というアナウンスが頻繁に流れました。

 最初の機内食も途中でサービスが中断。再開後も小刻みな揺れが続くので、ビールのカップを持ったままの食事となりました。機内食は「豚丼」を選択。ちょっと甘めの味付けで、肉が少ないのですが、まあ我慢できます。

チャイナエアラインの機内食「豚丼」

 食後は映画を適当に見たり、途中うたた寝をしたりしましたが、結局飛行時間は8時間半かかりました。しかし途中トイレに行ったのですが、私の前に使っていた女性の利用法が無茶苦茶。

 飛行機に乗ったことがないのかもしれませんが、水を流してないので、ペーパーがそのままでこれにはさすがにびっくりしました。

 一瞬わが目を疑って、水が流れない故障かと思いましたが、スイッチを押すと流れましたので、要するにスイッチの場所が分からなかったようです。

 しかもこのトイレは車いすでも利用できるちょっと広いトイレで、通常のドア以外に、車いす用に拡張できるドアがついているのですが、どうやら退出するときにそちらのレバーを無理やり動かして外に出ようとしたようで、ドアがきちんと閉まらなくなってしまっています。

 なんだか逃げるように出ていったなという感覚はあったのですが、ひどすぎます。照明が落とされた後だったので、顔つきは不明ですが、アジア系の女性だったことは間違いありません。

 ただ確かにトイレの水洗のスイッチは分かりにくいですね。「Flash」と書かれた部分を押すだけですが、「Flow」とか「Wash」とは書かれていませんので、慣れていない人は迷うかもしれません。

 2回目の機内食はタコ焼きを選択。以前も食べた覚えがありますが、割とおいしいです。

チャイナエアラインの機内食「タコ焼き」

 成田到着は4時半ごろ。入国審査はすぐに通過でき、スーツケースもすぐに出てきましたが、到着ロビーがごった返しているのにびっくり。どうやら春休みの最初のラッシュだったようです。

 コートを返却してもらうだけなのに、並ばなくてはなりませんでした。しかも並んでいるうちに、最寄り駅の行きのリムジンバスが出発してしまい、空港で1時間以上待機です。

 アメックスのカードを使って、スーツケースを送り電車で帰っても良かったのですが、スーツケースの宅配は50人ぐらい並んでいて、これも断念。なかなか混雑時の帰国は大変です。

 しかし今回は息子が免許をとっていたので駅まで車で迎えに来てくれ、タクシーを使わずに済んだことが収穫です。というわけで、なんとか旅行記終了です。



2016年 3月ハワイ旅行記


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