この日のめんちゃんこ亭は空いていました。日によってずいぶん混雑度合いが違います。入り口を入って奥の方のカウンター席の向かい側にあるソファー席に座りメニューを眺めます。
ここには顔見知りのおばさんがいるので落ち着きます。どの料理の味も純和風で、ハワイという環境に妥協した和風もどきの味ではないのがありがたいです。
笑点の出演者で有名になった「木久蔵ラーメン」もあります。過去に何回も食べていますが、かなりおいしいと思います。
この日はまずはビール。つまみに砂肝のから揚げと揚げ出し豆腐を頼んで、完璧な居酒屋モードです。
砂肝は焼いたものはよく食べますが唐揚げは珍しい。しかしビールのつまみにぴったりです。揚げ出し豆腐は、ご飯が欲しくなるような味ですが、そこは我慢してビールを飲み干し、黒霧島という焼酎を頼みました。
ハワイに来るときはパンケーキだのステーキだのをたくさん食べるぞと思ったりもするのですが、実際に来て数日過ごすと、最初にしょっぱいものが食べたくなり、次に中華や和風の食事が欲しくなります。
ともかく同じ味の物をひたすら食べ続ける気力は最近めっきりなくなってしまいました。この日は最後に「メンタイライス」というのを頼みましたが、これはご飯の量の割に明太子が少なかったのでちょっとがっかりでした。
和風の食事で料金がチップ込み35ドル。ステーキとどちらが良いのか悩むところです。ぽつりぽつりとお客さんも来ていましたが、この日は大繁盛というわけには行かなかったようです。
ケアモク通りですが、途中にあったきわみラーメンが閉店し、それ以外にも昨年見掛けた店がいくつか閉店していました。
物価が上がれば外食利用者は減るでしょうから、ワイキキで突然クローズしたケオニでも感じますが、飲食店の営業は結構厳しくなっているんだろうなと思います。味と接客、店の雰囲気で、リピーターを確保できるかどうかというのが分かれ目のような気もします。
しかしまあ消費者側が心配してもしょうがないですね。8時半ごろ良い気分になって部屋に戻りました。この時間になるとバスの本数が減るのがちょっと不安。途中外を見ても真っ暗なので、どこを走っている分からなく時もあります。