第9日目 カタマラン乗船 

カタマランから見たワイキキのホテル群
カタマランより
カタマランから見たワイキキのホテル群
だいぶ沖に着ましたが、波は穏やか
カタマランから見たダイヤモンドヘッド
この少し先でユーターン
カタマランから見えるサンセット
カタマランから見えるサンセット
カタマランから見えるサンセット
日没直前に小さな雲が


 岸近くで泳いでいる人に注意しながら100mほど沖に出ます。

 沖からはゆったりとした波が断続的に押し寄せますので、波に向かって航行していると、舳先が上がり波を乗り越え下がる、、ということを繰り返して徐々に沖へ。

 いつしか周辺に泳いでいる人もサーフィンをしている人もいなくなる頃、船長さんと思しき人が挨拶。

 しかしエンジンの音で肉声はあまり聞こえません。しかも遠慮のない早口なので、ほとんど意味不明。雰囲気としては乗船上の注意について説明している感じ。

 ついでに救命胴衣の説明もあったりして、これは実際に見せてくれたので分かりやすいです。

 それが終わると、重たそうな帆を滑車を使って巻き上げて、エンジン停止。後は風任せでセーリング開始。

 いつも不思議に思うのは、向かい風のように思えるのに思えるのに、ちゃんと前に進むこと。図で風の矢印と帆の張り具合を示すことが出来ればいいのですが、この点についてはさっぱり分かりません。

 しかしそんな理屈っぽいことを考えるより、ともかくマイタイをグビッと飲んで、周囲の美しい景色を眺め、適当に写真を撮りながらセーリングを楽しんだほうがいいです。

 時折ちょっと大きなうねりが来て、船が上下に揺れることがありますが、カタマランという船は実に安定度が高いみたいで、ほとんど泳げない私でもあまり気になりません。

 やがてワイキキのビル群が遠ざかり、ダイヤモンドヘッドの全体像が見えるようになり、さらに海の色が変化してくると、ダイヤモンドヘッドを回り込んだ風がもろに当たるようになり、船もスピードアップ。

 それと共に、本来なら波も高くなり、船の上下動が激しくなって、前方から水しぶきが上がるのですが、この日は思ったより波が穏やかで、ほとんど水しぶきが上がらずがっかり。

 それでも30分以上沖に向かって、風の力だけで疾走するのは本当に気持ちが良いです。

 かなり遠くまで来たなあと思える頃、カタマランは徐々にユーターン。

 後はワイキキに向かって帰るだけですが、サンセットカタマランの場合は、沖合いでかなりスピードを落とし、サンセットを鑑賞する時間があります。

 サンセットが美しければ美しいほど、当然ロマンチックな雰囲気になりますから、カップルにはお勧めです。

 水平線に太陽が沈んでいくのを見るのは、なぜか感動しますが、この日はなんと太陽が沈む直前、その前に小さな雲が出現し、太平洋に沈む夕日は見ることが出来ませんでした。

 5時半に出航し、ワイキキビーチの砂浜に乗り上げたのが7時ぴったり。下船後は、そのままゆっくりビーチを歩いて、昨日ニジヤマーケットで買ってきた肉を焼いて夕食。私の不手際でちょっと焼きすぎの感がありましたが、おいしかったです。


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