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ハレマウマウ火口から上がる噴煙 |
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リアルタイムの地震波動 |
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池に見えますが地面の割れ目です 白いのがスチーム |
ビジターセンターを後にして、最初に向かったのが一番奥のジャガーミュージアム。現在はこの先が通行止めになっています。
車を駐車場に入れ、後ろを振り返ると雄大なマウナロアの裾野が見えます。ミュージアムに向かうと右側に懐かしいハレマウマウの火口が拡がっていました。
数年前?に活動が激しくなった関係で、以前は火口の縁を歩いて火口内を覗くことが出来たのに、今は遠くから眺めるだけです。
確かに以前より水蒸気というか噴煙の量が多くなっているので、活動は活発になっているのだと思います。
また辺りには独特の硫黄酸化物と思われる臭いがかすかに漂っていて、若干の頭痛を感じました。「これじゃあ近くで長時間過ごしたら危ないな」と感じました。
ミュージアムの中にリアルタイムの地震計があって、ちょうど我々が訪れたときは、小さな微動もないようで安定している時期でした。
(2枚目の写真の青い線の一番下です。見ていると少しずつこの線が右に伸びていきます)
周囲の景色を堪能して、再び今来た道をビジターセンターの方に戻りますが、途中にスチームポットという観光名所があるようなので、立ち寄ってみました。
20台ぐらいの駐車スペースがあり、そこに車を停めると、目の前がスチームポット。
要するに地面の割れ目から水蒸気が立ち上っている場所で、辺りにはジャガーミュージアムで感じた臭いが、さらに濃くなっていました。
あまり吸い込むのは良くないと思い、その近くの踏み分け道を辿って奥に入ってみると平原が拡がり、その奥に先ほどのハレマウマウ火口が見えます。
どうやらビジターセンターから、ジャガーミュージアムまで、遊歩道が出来ているようで、実際歩いている人も多数いました。しかし暑い上に、妙なガスが漂っていますから、気管支の弱い私に遊歩道を歩くのは無理かなと思えます。
さて時刻は昼過ぎ。ここからビジターセンター方面に戻り、右折すればチェーンクレーターロードですが、その先には食事場所も飲物を売っている商店もまったくありません。
というわけで、一旦パホアの街のレストランに向かうことにしました。ともかく腹が減って、水分がなかったら、暑い溶岩の上を歩くのは危険です。
料金所を通り抜け、地図を頼りにキラウエアビレッジに向かいます。地図に示された人気のありそうなレストランに行ってみると、駐車場は満車状態で停める場所が見あたりません。
そこでもう少し先へ進むと左側にキラウエアロッジというホテルのような宿泊施設があり、そこにレストランが併設されているような看板が出ていました。
幸いにも駐車場に車は少なく、これはちょっと高級なレストランか、あまり美味しくないレストランか、さもなければレストランの営業そのものをやっていないかのどれかだなと思いつつ駐車場に停車。レストランに向かいます。