チェックアウト
長かったケアンズ滞在も遂に終了。すべての荷物をまとめ、バスルーム、ベッドルーム、キッチン周辺を熊のようにウロウロ動き回り忘れ物をチェック。鍵を持って9時35分に部屋を出ます。
フロントに出向いて、「チェックアウトをお願いします」と伝えると、明るいお姉さんがちょっとコンピューターを調べて「パーフェクト」と返事。あっと言う間にチェックアウト終了です。
フロントの前でシャトルバスを待っていると9時50分に到着。私の小さなスーツケース一つを見て、運転手さんが「ドメスティック?」と聞いてきます。気楽な国内旅行だと思ったのかもしれません。
慌てて「インターナショナル」と答えて乗り込みますが、やはり私が最初のお客さんでした。その後5つぐらいのホテルを経由して、ほぼ満席になり空港到着。
到着したのは10時半。あちこち回っているので、やはり30分以上かかりました。
最初に国内便の駐車場に到着。次が国際便。しかし両者は歩いていける距離です。
出発ロビーに入るとほとんど人がいません。これはラッキーだと思っていたら、外が急に騒がしくなってきました。
ふと見ると、何やら大型のツアーバスから日本人と思われる乗客が多数降りつつあるのが見えました。
「こりゃ、これから混むぞ」と思って急いで手続。チェックインは日本語でした。
5分でチェックインを終え、身軽になって右手に見えるエスカレーター(写真)で出国審査会場へ。
このエスカレーターの向こう側が、到着ロビー(写真左)でした。しかしどちらもひじょうに閑散としています。地方空港だということがよく分かりました。
出国審査会場ですが、その手前に出国審査書類を記入するカウンターがあり、その上に書類があります。
これに記入するのですが、記載がすべて英語。さらに記載例なんていうものがまったく見あたりません。
ガイドブックに記入方法が書いてあったと記憶してますが、もう必要ないと思ってスーツケースに入れてしまいました。
「まいったなあ。でも分からないんだから書き直しを命じられたらしょうがないな」と思い分かる範囲で記入。
ちょっと厳めしい顔つきをした係員さんに恐る恐る差し出すと、特にお咎め無しで無事通過。
10時50分、出発ロビーに出ましたが、やはり人は少ない。さらに店も少ない。
中央に大きなフードコート(写真)があり、それを取り囲むように10軒ぐらいの食べ物の店とお土産の店が並んでいます。
飛行機の出発は1時過ぎ。まだ2時間半あります。さて昼食をどうするか。機内食が出るような気もしますが確かめていません。
かといって昼を食べるには時間的に早すぎます。一応指定された出発ゲートの方まで歩いてみましたが、なんと50mぐらい歩けば到着。しかも周辺にはお店がまったくありません。
要するに食べるところはフードコート周辺のみという小さな空港だと言うことです。