第11日目 熱帯雨林ボードウォーク 

ボードウォーク 

熱帯雨林ボードウォーク ボードウォークは、来るときに降りたバス停のすぐ近くに入口があります。

 小径ですが、10mも入ると両側から樹木が覆い被さるようになり、青空であってもあたりは確かに密林の雰囲気です。

 ボードウォークを抜けたあたりに水鳥がいる池があると言うことなのでそこを目指すわけですが、池があるということは周辺が湿地だと言うことで、当然ながら植物園にも増して蚊が多くなりました。

 幸いなことに、周囲は樹木が多く、熱帯性の植物が美しい花を咲かせているという状況とは無縁なので、足元を見ながらどんどん歩いていきます。

 写真のような道なのですが、前にも後ろにも誰もいません。こんな時樹木の陰から凶暴なワニでも現れたらどうなるんだろうとちょっと心配になりました。

 トカゲぐらいはいるのだと思いますが、足音に反応して、枯れ木の間からカサコソと音がしたりして、私の方も不安になります。
ボードウォークの先にある池
 いったいどの程度歩けばいいのだろうかと不安になった頃、前方が開けてきて池の畔に出ました。

 距離的には300mぐらいだと思いますが、先の見えない道を一人で歩くというのは心細いものです。

 さてどんな鳥がいるか、と期待して池を見回しますが、いるのはサギとペリカンぐらいで、目新しい鳥はいません。

 せめて水辺にカエルぐらいいないかと近づいてみましたが、水もそれほど美しくなく、メダカのような小魚がいた程度です。

 「折角来たのになあ」と思いつつも、立ち止まっていると蚊が寄ってくるので退散することにしました。帰りは距離感も復活し、「なんだこんな距離だったのか」とあっけない思いです。

 再びバス停前に戻り、時刻を見るとまだ11時半。これなら12時14分のバスだなと思い(それを逃すと次は1時44分)、それまでカフェで休憩することにしました。 


カフェで休憩
植物園のビジターセンター入口にあるカフェで休憩
 とりあえず蒸し暑くて汗をかいたので、冷たい飲物だなと思い頼んだのがバナナとマンゴのスムージー

 6.9ドルとちょっと高額ですが、量もありおいしかったです。テーブルは10以上あったと思いますが、7割ぐらいは埋まっていました。

 植物園近くにはツアー客も大勢いるのですが、ここまでは来ないみたいです。

 ゆっくり飲んでいたら傍らでギターの演奏が始まりました。ライブミュージックですが、私自身ギターを少し弾くので、ちょっと感動。かなりうまいと思いました。

 曲の切れ目に拍手をして、バス停の方に向かいます。バスが来るまで15分ほどあったので、再度植物園の中を散策して、再び名前も知らない植物の写真を撮影。



バスでケアンズ市街へ


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