第8日目 モスマン渓谷散策 

入山の儀式

入山の儀式の煙 川のせせらぎの音が聞こえる方に50mほど歩いていくと、何やら櫓のようなものが組まれ、そこで静かに火がくすぶっています。

 説明のために、センターに所属していると思われる先ほどのアボリジニの末裔と思われるおじさんが、その日にちょっと湿った枝をくべると、煙がモワモワ出てきました。

 この煙を浴びることが入山の儀式だそうで、一同順番に煙を浴びます。

 続いてその周辺に置いてあったブーメラン等の狩猟の道具について説明。さらに水辺に置いてあった草の茎を折り、それを手渡してくれました。

 匂いを嗅いでみると、結構強烈な草の匂いがするのですが、これが虫除けになるとのことでした。
モスマン渓谷散策
 このおじさんとは記念写真も撮影することが出来ました。その後再びビジターセンター方面に戻り、園内専用のシャトルバスに乗って渓谷散策に向かいます。


モスマン渓谷散策

 渓谷の脇に写真のような散策路が造られ、川岸を土足でズカズカ歩けないようになっています。

 この方が歩く方も楽で、道沿いに歩いていけば渓谷の美しさを一通り堪能できるということです。
モスマン渓谷
 10分ほど樹間を歩いていくと、右側に開けた空間が表れます。水は緑っぽいですが、透明度も高く、魚もいるとの事でした。

 ここが、川の中で泳げる場所とのことで、ツアー客の中のカップルが一組、ここで泳ぐらしく、一同としばらくお別れ。

 しかし後で聞いたところに寄れば、雨期で水量が多く流れが速い上、水温も低く、とても水の中にいられる状態ではなかったとのことでした。

 残った我々は、そのままさらに奥の方に歩いていきます。途中で植物等の説明もしてもらいましたが、歩いているのでメモも出来ず、聞いた側からすぐ内容を忘れていきます。
モスマン渓谷 ツアーの終点にある吊り橋
 さらに15分ほど歩く途中で、美しい渓谷の景色を見ることが出来ますが、写真撮影は難しいです。単に川の流れが写っているだけで、これなら我が埼玉県の長瀞の写真と変わらないなと苦笑いです。

 ツアーの場合の終点は、写真の吊り橋。この先まだまだハイキング道路が続いているとの事でしたが、そこまで行ったら時間的に大変な事になるそうですに

 ちなみにこの吊り橋渡ってみましたが、同時に何人も渡ると上下動がかなり激しくなり、手すりが低いこともあって、結構恐怖感があります。

 ここからは再び戻るのですが、帰りはもう少し川岸に近い道を通りました。

 というわけでゆっくり往復して1時間ほどで散策終了。再びシャトルバスでビジターセンターまで戻ってきました。時刻は1時をちょっと前。だいぶお腹が空いていきました。
 



ポートダグラスで昼食


ケアンズ旅行


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