第5日目 昼食は「Raw Prawn」

 部屋に戻って再びテレビを見ていたら天気予報をやっていました。雲の動きを見て、ケアンズの気象がめまぐるしく変化する理由が分かりました。

 基本的に日本は西から天気が変わると言われていますが、ケアンズは南東方向から風が吹くことが多いように思えました。
「Raw Prawn」の看板
 さらにケアンズ市街は海に面していて、西側には山が連なっています。従ってハワイ、オアフ島のノースのような地形になり、海からの風が山の斜面にぶつかって上昇気流となり、そこで大気が冷やされ雨が降ると言うことだと理解。

 ということは南東方向の雲の動きを見ていれば、数時間後の天気が予測できるなと思いました。遠くの海の景色が煙ってきたら、やがて激しい雨になるということです。

 そんなことを考えていたら、雨もやんできましたので、昼食に出かけることにしました。

 場所は決めていません。海沿いでビールを飲みながら軽く食べてのんびり出来ればいいやと考えです。

 というわけで、数軒の店のメニューを見て歩き、最後に「ここにしよう」と決めたのが、ガイドブックにも紹介されていた「Raw Prawn」というシーフードレストラン。
「Raw Prawn]からビーチ方面
 店名の直訳は「生鮮エビ」でしょうか。店の前に出ているメニューを眺めていたら、中年のおじさんが出てきました。

 一人ですよと告げて、「あそこの席で良いですか」とビーチ沿いの席を示すと「OK」とのことで、早速座り込んで改めてメニューを吟味。

 (写真は座った席からビーチ方面の景色)

 メイン料理にすると量も多く食べきれないと思ったので、前菜と思われる中から、「シーフードの店ならこれだ!」と思って選んだのが「生牡蠣」。

 普段食べていないので、ちょっと冒険ですが値段は13ドルぐらい。

 これにビールをつけたので、チップを含めて結局20ドルを越してしまいましたが、ともかくビーチを眺めて、少し高級な食事が出来る特等席です。「Raw Prawn」の生牡蠣

 生牡蠣なんかを食べたのは何十年ぶりだと思います。以前東北地方か北陸地方への旅行で食べた記憶があります。

 久しぶりの食感に満足しながらビールを飲み、景色を見たり読書をしたり。

 しかしビールを飲んで昼間から本を読んでいるおじさんは珍しいようで、案内してくれたおじさんの記憶に、その姿がしっかり残っていたようです。その事は後日判明します。

 さて生牡蠣そのものはこの時は大満足でしたが、写真のようにこれだけで昼食だとあまりにも少ないのは明白です。

 かといってここでまた違う料理を頼むのは面倒ですし、出費も嵩みます。というわけで、違うお店でメインの昼食を食べることにしました。



さらに「Fuji」でラーメン


ケアンズ旅行


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