遠くの方からバスが近づいてくるのが見えたので、乗り放題チケットを用意。乗り込んで運転手さんに見せて着席。
パームコーブのどこで降りるのか決めていませんが、ビーチ沿いに1km程度拡がっている街なので、中心部あたりで降りればいいだろうと考えていました。
バスは海岸沿いの道から右折してビーチ方面に向かい、最後に左折。ビーチの真ん前の道を走ります。
乗客の一人が後者の合図(ブザーです)をして降り始めたら、一緒に7〜8人が降りていったので、私も下車することにしました。
バスを降りてあたりの建物の雰囲気を見ながら先ずは砂浜へ。道路から10mも離れていません。
ちょうど青空も見えてきて良い雰囲気ですが、ケアンズより豪華なリゾートという感じはしませんでした。人が少ないせいもあるかもしれません。
一つ一つの建物もの規模がそれほど大きくないせいかもしまれません。ただ水はさすがにケアンズよりきれいで、景色も良かったです。
これで空が青空で、人がそこそこいれば、ハワイのカイルアビーチのようだなと思いながら写真を撮影。
それにしても泳いでいる人も歩いている人もほとんどいない。もう少し賑やかな街だと思っていました。
ビーチの写真を撮影し満足し、「よし、それじゃあ昼食にしよう」とバスの車窓から見えていたいくつかの小ぎれいなレストランの方に歩いていきます。
ところがこの頃から小雨がポツリポツリと降ってきました。「こりゃあ、まずいな。早いトコ落ち着く場所を決めないと」と思って店頭のメニューを見るのですが、目につくのは25ドルぐらいのパスタやステーキばっかり。
「参ったなあ。動物園のカフェで食べた方が良かったか」と思っていたら、いきなり雨が大粒に。熱帯特有の雨です。
「うわ〜、ともかく避難だ」と思って駆け込んだ建物の一角にチャイニーズレストランがありました。
メニューを見ると、チャーハンや麺が比較的安そうだったのでここに決定。早速可愛らしいお姉さんに、一人でここに座って良いかと聞いて着席。
ビールとチャーハンを頼んで10ドル。腹が減っていたのですぐに食べ始め、しばらくして写真を撮ることを思い出し、慌てて撮影。ちょっと食べかけのシンプルな炒飯ですが、おいしかったです。。
食べながら通りかかった親切そうなお姉さんに、帰りのバス停の場所を聞きました。バス停らしき表示がどこにも無かったからです。
すると「ビーチ側ならどこでも良い」と言います。つまりタクシーのように、適当なところで待っていて、バスが近づいたら手を挙げて合図をすれば停まってくれるということです。
昔の日本の田舎でも実施されていた方式ですが、「本当に停まってくれるかな。通過したら1時間待ちだぞ」と若干不安に思いました。
食後、雨を避けられる適当な場所でバスを待っていると、10分ぐらいでバスの姿が見えてきました。30mぐらいになったところで手を挙げてみると、ちゃんと停まってくれました。
午後2時半無事にバス乗車。後はひたすら帰りで、降りるのは終点ですから安心。バスは暴走気味に道を吹っ飛ばし、3時過ぎに無事戻ってきました。