第2日目 スカイレール乗車

ゴンドラ内で英語レッスン

 乗り込んですかさず「よろしくね」というような挨拶があったように聞こえたので、私も一応「ハイ!ようこそ」と挨拶。この辺りはハワイでの経験が役立っています。

 しかしブログにも書いたように、乗り込んでから始まったこのグループの会話がさっぱり分かりません。

 欧米系の言葉であることは何となく分かるものの、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語のどれとも雰囲気が違います。

 しばらく黙っていたのですが、同じ空間にいて何も話さないのも無愛想だし、折角の会話の機会がもったいないと思い、思い切って英語で人の良さそうなおばさんに「すいません、どちらからですか?」と聞いてみると「スエーデンですよ。あなたは?」と聞かれて「日本」と返答。

 「言葉が全然分かりませんでした」と伝えると笑っていましたが、ちょっと打ち解けることが出来ました。

 もう少し英語が堪能なら、さらに「どのくらい寒いですか」と言うようなことを聞いてみたかったのですが、残念です。ただハワイでの経験が役立っているのか、欧米人と乗り合わせても萎縮するようなことはなくなりました。

 さてスカイレールですが、鬱蒼とした樹木の上を見下ろすように進んでいきます。環境に配慮したスカイレールとのことで、支柱と支柱の間の距離が通常のものより長いような気がしました。

 やがてスカイレールは最初の駅に到着。ここはそのまま乗っていて通過しても良いのですが、ちょっと歩くと「バロン滝」が間近に見えるようなことがパンフレットに書かれていました。

 私は一番奥に乗っていたので「ここで降りますよ」と声を掛けると「私たちもよ」という返事。とりえあずなんとか英語が通じていることに安堵します。

 ゴンドラを降りて、最初にすぐ近くにある熱帯雨林を説明する建物に入りましたが、特に面白い内容でもなく、すぐにバロン滝方面へ。


再びバロン滝を観察

 雨で滑りやすくなった道を100mほど歩くと、再びバロン滝の威容を見ることが出来ました。

 展望台は三カ所あります。先ずは一番左側へ。先ほどロープウェイに乗り合わせた欧米人とすれ違ったので、ついでに「良い景色ですか?」と調子に乗って聞いてみると「雨で全然見えないよ」という返事でした。

 それでも一応一番左側の展望台に行ってみると、確かに滝の音はするものの、どこに滝があるのかすら分かりません。

 「こりゃまいったなあ」と思いつつ、しつこく5分ほど眺めていると、下の方から徐々に滝が見えて、やがて全体がはっきりとしてきました。

 シーニック・レイルウェイよりも距離的に遙かに近いので、迫力も違います。残念ながら茶色の水ですが、大量の水が岩肌を伝って豪快に流れ落ちていくのがよく見えます。

 「こりゃいいや」と思いつつ写真を撮り、さらに奥の方の展望台にも移動し、滝の景色を堪能しました。ちょっと大きめの写真を掲載します。

スカイレール途中の展望台から見たバロン滝



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