第2日目
ストーニークリーク滝からバロン滝へ

ストーニークリーク滝を越える鉄橋ストーニークリーク滝

 右側に海が見え、良いところだなあと思っている頃、渡されたガイドマップで「ストーニークリーク滝」という場所に近づいていることが分かりました。

 まもなく左側に落差の大きな滝が見え、その前を列車は右側に急カーブ。この鉄橋を作るのが大変だったようです。

 雨期のために左側の滝(ストーニークリーク滝)の水量が多く、壮観です。

 ただ右側の急カーブと深い谷、左側に豪快な滝と続くので、乗客は狭い客車の中を右へ行ったり左へ行ったり忙しいです。
ストーニークリーク滝
 しかしここは確かにそれだけ見る価値があるように思える場所です。要するに滝壺をまたいで列車が通過するような状態です。

 写真を何枚か撮影したのですが、滝の規模が大きい上に、そのすぐ近くを列車が通るため、全景を納めきれません。


バロン滝

 滝を通過後も、列車はゆっくりと坂道を上り、トンネルをいくつもくぐり、最大の見所であるバロン滝に近づいていきます。

 といっても、私自身はバロン滝がどんな滝なのか事前の予備知識が全くないため、「また滝か」と、ちょっと情けない感想を持っていました。
シーニックレイルウェイから見たバロン滝
 しかもちょうどこの頃から小雨が降り出しました。ますます意気消沈ですが、右側に「バロン滝」が見えてきた頃からテンションが上がりました。

 遠目に見てもかなりの水量と、高度差があり、その水が上から垂直に落ちるのではなく、大きな岩場を流れ落ちてくるのが見えます。(写真)

 「うわっこりゃすごいや。少しぐらい雨に濡れてもいいから、よく見えるところで撮影したいな」と思っていたら、ちょうど「バロン滝駅」が手前にあり、そこで観光客向けに10分間停車することになっているようです。

 もちろん観光客はその間列車を降りて、駅のホームから滝を自由に撮影できます。ここでツアー客が後ろの方にまとまって乗っていることがよく分かりました。

 肝心の滝ですが、かつて日本で見たどの滝よりもスケールが大きいです。日光の華厳の滝を縦横に5本ぐらい並べたようなスケールです。

 「こりゃすげえや」と内心呟きながら、滝がよく見えるポジションを探して後ろの方に行くと、展望台がありました。

 ところがここで写真を撮っていたら、霧雨だった雨が急に土砂降りに。観光客も一斉に車内に避難。残念。



キュランダ到着


ケアンズ旅行


トップページへ