第1日目 ハワイへ出発!

 埼玉の自宅近くの駅前のバス停から成田行きのリムジンバスに乗車。成田までは2時間半ですが、途中道が渋滞していて、運転手さんも時間を稼ぐために、空いている場所では追い越し車線に入ってがんがん飛ばしていました。

 それでも成田に着いたのは15分遅れぐらい。我が家は成田で3時間ぐらいの余裕を持っていたので、あまり気にはなりませんでしたが、ぎりぎりの時間を設定していた人は結構焦ったのではないでしょうか。

 早速チェックインと思ったのですが、まだ出来ないようで、しばらく椅子に座って休憩。今年から成田空港は出発ロビーでも無線LANが無料で使えるので、早速遊ばせてもらいました。

 チェックインの時間が来る頃には、なぜか長蛇の列が。もしかするとツアー客で座席指定のない方が早めに並んでいるのかなと思いました。列に並んでみると、前後に「てるみクラブ」のツアーのお客さんが多数いました。
チャイナエアライン
 チェックインを済ませ、身軽になってマックでハンバーガーを食べたり、展望台で飛行機を眺めたりして時間つぶし。チャイナのゲートはモノレールに乗らずにすむようで、歩いてゲートへ。

 入り口には7時20分に搭乗開始となっていますが、成田到着が遅れたようで、乗り込みが始まったのは40分を過ぎていました。皆さん待ちきれないらしく長い列が出来ています。

 チケット番号をアナウンスして列を整理しているのですが、なんだか指定されない番号の人も並んでいるらしく、直前で「あなた方はまだです」と言われて列からはずされています。「そんなに急いで乗り込んでも、着くのはみんな一緒なのに」と息子と一緒に苦笑いです。

 さて座席はジャンボの左側3列席の通路側2列です。あわよくば窓側には誰も入らず、3列を2人で使おうと目論んでいましたが、出発1日前のチェックでは座席は埋まっていました。しかし他にも空席がチラホラ。
チャイナエアライン 座席
 もしかすると窓側の一人がその席を嫌って他に移るかも、と期待していたら、なんと計画はばっちり。乗り込んでからいくら待っていても誰も来ず、結局3列席を2人で利用。ラッキーでした。

 しかしチャイナですが、機材がかなり老朽化している印象を受けました。座席に液晶TVはなく、背もたれの食事用テーブルは、かろうじてストッパーでとめられている状態。

 それでも息子を窓側に移し、間の席に枕やらブランケットやらを置くとかなり座席にゆとりが出来て、これならゆっくり寝られそう、と思ったのですが・・・・。

 待合室で待っているときもそうだったのですが、大泣きしている赤ちゃんがいます。この赤ちゃん乗り込んでからもひたすら泣いています。赤ちゃんも不安だし、お母さんも困っていたのではないでしょうか。

 それでも定刻を20分過ぎ、ようやく飛行機はバックで動き出します。長い長い滑走路をひたすら走り、そのままついに離陸。タイヤが滑走路を離れた瞬間、飛び上がるためにエンジンを一気に吹かしたのか、その振動が共振して機内の手荷物入れがガタガタっと激しく鳴り響きびっくり。

 息子が思わず「落ちるんじゃないの」と心配そうに言いますが、5秒ほど続いた振動が収まるとさすがジャンボ。後は順調な飛行でした。

 巡航に移ると飲み物配布。おしぼりはありませんでした。ジュースが最初に配られたので、ビールは後から出ますかと臆面もなく尋ねると、笑顔のお姉さんが「分かりました」と言ってその場ですぐ持ってきてくれました。

 親切なお姉さんです。(実は機材が古かったので、これは食事等のサービスも最低限のものではと思い、不安になって聞いただけなんですが)

 ビールはキンキンに冷えたハイネケンでした。一気に飲み干して、食事の前にもう1本追加をお願いしました。

 食事はハンバーグと照り焼きチキンのどちらか。ハンバーグを選ぶと主食はパンでした。照り焼きの方が良かったかも。でも味は良かったです。これまでチャイナは5回ほど利用していますが、食事の点では常に合格点です。
 
 食事が終われば後は寝るだけ。赤ちゃんや幼児の泣き声があちこちで聞こえていました。デパスを飲んで3人席を2人で有効活用して、何とか数時間寝ることが出来ました。

 明け方窓を少しだけ開けると真っ赤な朝焼けが。ハワイが近づいた証拠です。やがて朝食が配られ(内容は寝不足のため記憶なし?)、しばらくすると降下開始。

 今回初めて訪れるカウアイ島が見えるのではないかと期待したのですが、雲が多くよく分かりませんでした。フラップがゴワーっと言いながら引き出され、地面が見えてきたなと思ったら、ゴツンと接触。ゴーッと言う音で減速。「やったー無事着いた〜」やはり安心します。



ハワイ到着


2011年 ハワイ旅行記


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