第六日目 ホノルルスクリーマー

 一同ずぶ濡れ状態から気持ちを入れ替えた頃、船はワイキキ沖に向かって高速クルージング。前からの風が強く、ほっぺたが後ろに引っ張られ、さらに濡れたTシャツが肌に張り付いて、ものすごく冷たく感じます。

 こりゃまいったなあ、と思った瞬間、おじさんが笛をピーッと鳴らします。一同条件反射で前後の支持棒を力任せにぐっとつかむと、その瞬間船は急角度で旋回。噂の360度スピーンターンです。

 船はぐいっと傾き、あまりこのような経験のない人はびっくりすると思います。(私は釣り船で経験あり)ただ急旋回の遠心力はなかなかのもので、確かに指示棒につかまらないと体を支えられません。

 360度旋回がうまくいくと一同両手を挙げて、大声で「イエーイ!」と叫びます。この瞬間の写真が広告に使われていますね。さて目指すはワイキキ沖ですが、そこに至るまでに数回の360度ターンを繰り返します。

 ワイキキ沖に到達すると船は速度をうんと落とし、ここで記念写真の撮影タイム。カメラを取り出しあちこちで記念撮影。ついでに席を移動します。

 するとここで突然助手のおじさんが、海面を指さして一言「ドルフィン!」と叫びました。イルカが見えると言うことのようで、一同一斉にそちらを見つめます。

 私も情けない視力を駆使してあちこちの海面を見つめると、ほんの一瞬ですが背びれを確認。ワイキキ沖にも結構いるんですね。カタマランでも場合によっては見えるかもしれません。

 記念撮影後、船は再び高速モードに入り、360度ターンや、急停止ずぶ濡れパフォーマンスを繰り返し、最後まで乗客を楽しませてくれます。そして気がつくと船はケワロ湾近くまで戻っていて、静かに湾内へ。

 一同ずぶ濡れ状態で下船。桟橋を進むと、乗船時に撮影した記念写真を売っていました。結構写りが良く、値段は15ドルだというので買ってきました。

 さてここではたと気がついたのですが、我々はずぶ濡れ状態で、そのこと自体は問題なかったのですが、帰りのバスに乗ることを考えたとき、このままではとても乗れないことに気がつきいました。
牛肉 ビーフ 
 というわけで、あらかじめこのことを予想していた人たちはちゃんと着替えを持ってきていました。我が家は小さなタオルを1枚持ってきただけです。しょうがないので、アラモアナビーチパークのベンチに座り、日向ぼっこをしながら服を乾かし、またまたのんびりした時間を過ごしました。

 というわけで、事前の予告通りずぶ濡れになってスピンターンを存分に楽しめたわけですが、座席については濡れない場所はありません。ともかく後ろから前までまんべんなく濡れますので、乗船する人は十分な心構えと着替えが必要です。

 しかし息子はもう一度乗ってみたいと言っていましたし、私もそう思います。日頃ストレスがたまっている人は是非乗ってみてください。気持ちがすっきりします。
チキン フードパントリー
 スピンターンも船が沈没するような危険な所までは傾きませんので安心してください。ジェットコースターの方がよほど怖いです。

 ワイキキに戻って、この日の夕食は、冷や奴をつまみにして、フードパントリーで買った肉と、すでにローストしてあるチキンがメインのおかずで満腹です。

 このチキン、Toshiさんが買われものをBBQの時にちょっと頂いて、そのときの味が忘れられずに購入したものです。フリフリチキンとまではいきませんが、香ばしく柔らかいので食べやすいです。

 ただ大きなものが多いので、我が家のような二入だけの食卓では、かなりの分量になります。


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