マノア・フォールにバスで行く
6時半に起きたので、ビーチに散歩に出かけ、街の様子を写真撮影。
堤防の先でボードを使わず、ボディ・サーフィンを楽しんでいる人がいた。見ていると周辺のボードを持った人たちより圧倒的にうまい。びっくりだ。
帰りにABCによりコーヒーを購入。もちろん息子は熟睡している。朝食を食べていると、息子が起きてきた。
天候はまだいまいちだが、雨は降っていない。そこで前から一度行ってみたかった「マノア・フォール」に行ってみることにした。
交通手段はバスだ。もちろんツアーで行く方法もあるが、ちょっと調べてみたらエコツアーという名前が付いていて、代金は50ドルを越えている。
ハイキングのように歩くだけなんだから、送迎を含めても高過ぎるのではないだろうか。まあガイドが付いて、いろいろ説明してくれるらしいので、その料金が大きいのだろう。
一方、レンタカーなんかを使って自力で行く人はいないんだろうかと、ネットで旅行記を検索してみると、いくつか事例があった。
レンタカーのための駐車場もあるらしいし、かなり近くまでバスも通っていることが分かった。ただワイキキからの直通バスはないので、乗り換えなくてはならない。
バスのルートを見てみると、アラモアナかドンキホーテあたりで乗り換えればよいことが分かった。たまたま来たバスがアラモアナ方面ならそこで、2か13番のバスならドンキホーテで乗り換えればよい。
目的のバスは5番で、終点まで行って降りればハイキング道路はその先だ。後は出たとこ勝負で、他に人がいればその人たちに付いていこう。結構いい加減だが、そのぐらいの気持ちの方が疲れない。
バスでマノアに向かうが、終点がどこだか分からない
朝食を食べバス停へ。アラモアナで乗り換え。5番バスはしばらく来なかったが、周りにも辛抱強く待っている人がいたので、そのうち来るだろうと考えじっと待つ。
何台かが通過し、ついに5番バスが来た。全く乗ったことのないバスなので、例によって地図を片手に、周囲の景色が見えるところに陣取る。乗ってくるのは地元の人ばかりだ。
こうゆうときは運転手さんに行き先を告げて乗り込んでも良いのだが、終点まで乗れば良いんだと決め込んで、何も言わずに乗車。バスは順調にマノア通りを進む。
初めはたくさんの人が乗っていたが、先に進むにつれ人が減っていく。終点まで行けばいいやと軽く考えていたが、よ〜く考えたら終点がどこだかちっとも分かっていないことに気がついた。
どうしようか、なんて考えている内に、ついに最後の乗客が下車し、車内は我々二人だけになってしまった。これはいかんと感じ、最後の乗客が降りたバス停で、運転手さんに近づき、「ここがバスの終点でありまするでしょうか」と丁寧?に尋ねると、さすが歴戦の運転手さん。「お宅等はマノア・フォールに行きたいんだろう?」と逆に聞かれてしまった。
その通りなので、「イエス、イエス」と答えると、「終点はあと二つほど先だから、もうちょっと乗っていなさい」と、これまた丁寧に教えてくれた。納得して息子の所に戻る。
バスは我々の目的地が分かったのか他に乗る人もなく、猛然と登り道を駆け上がり、あっという間に到着。「ほれ、着いたぞ。ここで降りなさい」とアナウンスで教えてくれた。