砲台跡を出た直後に見える赤い屋根の灯台 |
頂上から見たワイキキビル群 |
他のお客さんが いないタイミングを見計らって |
ほてった体にしみわたるシェーブアイス |
急峻な階段を二つ越え、やたら狭い螺旋階段を登り、砲台跡?の隙間から外に出れば、すでに頂上は近い。眼下には赤い灯台と青い海の中にリーフがはっきり見える。風が心地よい。
頂上への最後の階段を登り切るといつものワイキキの光景が眼前にグワっと迫ってくる。
頂上には30人ぐらいの人がひしめいているが、互いに譲り合って記念写真を撮っている。1年ぶりの光景を堪能し、水を飲み、あちこち場所を変えて写真撮影。頂上で30分ぐらい滞在し下山。こちらは早い。
息子がシェーブアイスを購入
麓でさきほどのワゴン車でかき氷(シェーブアイス)を買う。ここで初めて息子に注文するよう指示。
「食べたいものを英語で言えなければ、いつまでたっても英会話は上達しない」などと偉そうに訓辞を垂れ、買いに行かせる。
振り返ってみると私自身が初めて英語で買うときも相当緊張した。そのときのことを思い出しながら、息子の後ろ姿を見守る。
まあ積極的な子供ならどんどん英語をしゃべるのだろうが、我が息子はかなり用心深く、シャイである。私と同じように、口の中で英語を何回か繰り返した後ワゴンに向かっていった。
ワゴン内のお姉さんに、具体的に何と言ったのかまでは分からないが、通じたようだ。イチゴのシェーブアイスを買ってきた。とりあえずは良くやったと言えるだろう。
近くのテーブルで食べ、バス停までゆっくり歩く。バス停には先客がいたが、例によってバスはなかなか来ない。まあ急ぐ必要はないので、のんびり待つことにする。
ようやく来たバスに乗り込み、フードパントリー前で下車。昼食用に弁当なんぞを買ってバニヤンに戻る。
モデムがインターネットにつながらない
バニヤンの部屋でいそいそとモデムを持参したコンピューターに接続し電源を入れる。
自動的に設定というふうに説明されていたので安心していたが、まったくつながらない。これは困った。マイコンピューターやコントロールパネルを見て、いろいろ探ってみるがさっぱり見当がつかない。
何しろ旅行直前に購入したミニPCであるから、勝手が分からない。OSはWINXPで自宅のデスクトップパソコンと同じだから何とかなるだろうと高をくくっていた。しかも自宅では無線LANがうまく使えたのだ。
金を払ってつながらないのでは意味がない。困り果てて「アロハ・セブン」に電話をすると、申し訳ないがモデムとパソコンをもう一度オフイスまで持ってきて欲しいと言われる。オフイスで再度試みて繋がらないようなら料金は返してくれるという。
そこまで言われれば面倒だが再度持って行くしかない。時間的にはもったいないが、こうゆうときバスパスは便利だ。昼を食べてすぐにオフイスに行く。オフイスまでパソコンを持参し、係のお姉さんがいろいろやってみてくれたが、やはり繋がらない。どうにもうまくいかない。しょうがないので先ず料金を払い戻してもらった。
その後もぐずぐずとその場でいろいろ試しながら、ネットの利用状況について雑談。ワイキキで無線LANを試みると、ものすごくたくさんの電波を受信できるという話しだった。
もちろんほとんどセキュリティが設定されているので、勝手に利用することは出来ない。しかし中には食事や飲み物を注文すれば、ネットにつなぎ放題という店もあるとのことだった。
ところが目の前にあるパソコンは、その電波すら受信していない。さすがにこれは変だ、と思うようになった。そういえば自宅で無線LANに接続するときも、最初はうまくいかなくて、結局無線LAN親機についていたCDを使って接続したのだ。そこまで考えて、はたと気がついた。もしかしたらそのときの設定が邪魔をして、電波を認識できないのでは・・・」
そこで試しにCDを使ってインストールしたファイルをアンインストールしたらどうかと気がついた。もちろんそうすると自宅に帰ってまたインストール作業が必要になるが、今はこのファイルは必要ない。
というわけでアプリケーションの削除を行ってみたところ、なんと無線LANが生きかえり、周辺の電波を受信し始めた。しかしアロハセブンの優先の信号は認識していない。
それでも無線LANが使えそうなので、とりあえずアロハ・セブンさんにお礼を言って、バニアンに戻った。バニアンのラナイに出て、もしかしたらと思いつつ無線LANを接続しようとするが、17階だったためか信号が弱い。そこでとりあえずデジカメのファイルをコピーした。時刻は3時近いので、息子もビーチに行きたがっている。