第二日目 バスパスを購入

バスパス購入

 早速準備を整えて、「プリンス・クヒオ」前のトロリー停留所に行く。しばらく待っているとピンクの旗をつけたトロリー登場。JCBカードを見せながら、「二人だよ〜」と言いながら乗り込む。

 それにしても、今年はやけにREAREAと書かれたトロリーが目に付く。HISの関連トロリーのようだが、昨年までは走っていなかった。あおりを食ったのか、JTBのオリオリトロリーは減ってしまった。

 途中の停留所で6人ぐらいの家族連れがどやどやと乗り込んできたが、どうやら1枚のJCBカードでは4人までしか無料にならないようで、残り二人の料金を払って欲しいと係員に言われていたが、英語が分からない様子で対応に困っていた。

ヒロハッティ トロリー
トロリー内部の様子、日本人多し
トロリーから見たエッグスン・シングス
トロリーから撮影、店は2階
1階は空席待ち
 ちょっとばかり面倒な状況になったが、最後は支払を終え、再び出発。

 ワイキキ西に移転したエッグスンは大変な混雑だった。アラモアナで下車し、ホノルル・サテライト・シティ・ホールという、建物外側にある市役所の分室に行く。

 中にはいると日本人は一人もおらず、カウンターの前で大勢の現地の人が列を作っている。しかしカウンターの先で、バスパスを購入しているようには見えない。

 う〜ん、これは困った。ちょっと周辺をうろついてから、観念して係員と思しき人に、 「すんまへん、バスパスはいかなる場所で、どのように買うのでありましょうか」と尋ねる。

 係員のおじさん、いきなり変なおっさんが珍妙な英語をしゃべり出したので、一瞬言葉を失って「ううん、誰じゃおまえは」てな感じでこちらを見つめてきた。

 と、そこに救世主が。列の中のおばさんが、私の複雑怪奇な英語の中の「バスパス」という言葉を解読してくれたようで、「あっちの隅っこで売ってるわよ〜!」と親切に教えてくれた。やった〜、思わずサンキューを連発して指定された場所へ。

 するとすぐにこのあたりのやりとりを聞いていたのか、キュートな係の女性が現れ、話はとんとんと進むはずなのだが、そこはやはり厳しい。

 「おじさん、何枚買うの?」なんて聞かれて、「おらっちのが1枚、14歳の息子のためにユースパスを1枚お願い」なんて答える。大人のバスパスは50ドル。息子のものは25ドルだった。

 無事購入できたバスパスを、幼児のように大切に握りしめ、意気揚々とホールを出るおじさんであった。傍らでは、息子が「やっと買えたのか」という不安げな顔をして付き添っている。

 ちなみにバス料金も値上げされ、大人は1回2.25ドルとなった。往復で4.5ドル。11回往復すれば、マンスリーバスパスの料金とほぼ同じになる。しかも乗り換え時のトランスファーという煩わしさもなく、またワイキキ市街ではちょっとした距離でも自由に乗り降りできるので、便利なことこの上ない。


ブックオフでCD購入

 次の目的地は「白木屋」だ。最近ハワイアンのCDにはまっていて、日本でもヤフオクで手頃な値段のものを購入している。すでに100枚ぐらいになっただろうか。しかしヤフオクも、ちょっといいなと思うCDは、中古でもすぐに1000円を越してしまう。

 そこで今回は、白木屋の中に入っている「ブック・オフ」で中古のCDを買おうという作戦である。店内の一角にしつらえてあるブックオフのコーナーはそれほど広くはないが、奥の方に進むと、あるわあるわ、ハワイアンのCDがおよそ目分量で500枚ぐらいあった。

 値段はと見ると、なんと1枚7ドルだ。これは探しがいがある。上の段からゆっくり見ていく。結局今回は3枚のみ購入。1枚だけ「IZ」のものがあり、これだけは10ドルだった。それでもめちゃくちゃ安いと思う。

 時計を見ると昼食タイムだ。アラモアナのフードコートは混雑が激しく、息子が敬遠するので、買ったばかりのバスパスを使ってワードに移動。


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2009年 ハワイ旅行記


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