第八日目 ビーチ・ウオークで遊ぶ

ビーチウオークに向かって出発

超辛 チップス
ホノルルアドバタイザー 日曜版
ビーチウォーク
ビーチウォーク
ビーチウォーク
ビーチウォーク

 明け方雨が降り、涼しさで目が覚めた。いつものようにクヒオの堤防に散歩に行ってから朝食。散歩の帰り道に大好きなチャウダーと、息子の好きな辛いチップス、チョコレート、そして日曜版をABCで買う。朝食を食べながら今日の予定を考える。

 連れから、ハワイに来てまだ一度も新装されたビーチウオークに行っていないので、是非行きたいという強い申し出がある。個人的に買い物は好きではないのだが、確かに新しくなったビーチウオークを見てみたい気がする。ではなぜ今日まで行かなかったのか。それは足の確保である。

 すなわちバニヤンから車椅子を押してビーチウオークまで行くのは相当な労働量だな、という感覚を持っていたからだ。また母親の体力も気にしていた。

 (後々両方ともほとんど問題ないということが分かった)そこで朝食を食べながら「ハワイ・ドライブ・マップ」をテーブルに広げ、ビーチウオークに近くて使いやすそうな駐車場を探すことにした。

 この「ドライブ・マップ」だが、購入したのは2001年であるから、相当古い。しかしハワイの道路はこの7年間ほとんど変わっていないので、使用にはまったく問題ない。

 実際の運転時には、このマップと「ハワイ・アイ」や「アロハ・ストリート」等のフリーペーパーに掲載されている地図を併用している。

 さてビーチウオーク周辺の駐車場だが、ロイヤルハワイアン近辺の駐車場を探せば良かったのだが、どうもあの辺はわかりにくい。

 そこでアーミーミュージアムの道路をはさんだ反対側にある平面駐車場に行ってみることにした。アラワイに出て、マッカリーへ行く手前あたりで左折。カラカウアに出てサラトガを右折。そのまま回り込んでいけば駐車場の入り口になる。思ったより簡単だった。

 車を停め、毎度のようにトランクから車椅子を引っ張り出し(このトランクからの出し入れが結構重労働だ)、まずはハレクラニ方面に向かう。所々建設中の部分もあるが、ビーチウオーク方面へ曲がった瞬間、小ぎれいで瀟洒なショッピング街が現れた。

 私にとっては、まあきれいなお店が並んでいるな、という印象だが連れとお母さんは、もはや一刻も猶予がならないという顔つきで、食い入るように店を眺めている。息子は半分諦めムードである。それでもめげずに、言われるままによく車椅子を押している。

ビーチウオークは美しかった

 ハレクラニ方面から進んでいくと右側はまっすぐな歩道だが、左側は左のほうに食い込んでいて弓のように曲がっている。途中中庭のような所がある。

 そして食い込んだ並びには2階建てのショッピング街がある。ゆるゆると1階を見て、分かりにくい場所にあるエレベーターで2階に上がる。2階の通路の所々にバルコニーのように突き出した半円形の部分があり、ここから写真を撮るとビーチウオーク全体が美しく収まるようだ。

 店のほうは、アロハシャツ、雑貨店、ジュエリーといった店が多い。1階には飲食店もあった。しかし私にはこれが欲しい、と思えるようなものは無い。これはショッピング音痴の私。連れとその母親はさりげなくいろいろなものを購入している。

 どうしてそんな役にも立たないものを買うのかとつい尋ねてしまうが、曰く「友人への土産、自分への土産、ハワイ旅行の記念、安いから、持ってないから、珍しいから」と次から次へと様々な理由を聞かされる。すべてが買いたいという欲望を満たすための口実と思えてしょうがないのだが、あえて反論しないことにする。



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