ボディボードに挑戦

ボディボード

 バニアンに戻ったのが2時半。ちょっと休憩しても夕食までにはまだかなり時間がある。ハワイ滞在も残り少ない。というわけで、短時間ながらボディボードに挑戦することにした。場所はワイキキポリスのちょっと西側。カタマラン乗り場の近くだ。この付近は意外に遠浅で、絶えずおだやかな波が来る。

 ブギーボードとボディボードはどこが違うのか、いまだによく分からないが、とりあえずボディボードに今年は統一しているつもり。波うち際で、サーフボードの半分ぐらいの大きさのボードに半身をのせ、波と共に岸に向かって滑るスポーツ?なのだが、これが案外難しい。

 サーフィン同様、波の頂点から滑り降りることによって移動するのだが、だいたいが波の速さが早過ぎて、あっという間に頂点を通過してしまう。通過させないために波が来たらあらかじめバタ足等によってボードに推進力をつけてやる必要がある。

 今回は、昨年購入し、今年わざわざハワイまで運んでいったボードの初めての使用だ。どんな波に乗れば良いのか、なんてことはさっぱり分からない。まずは闇雲に波が来るたびに岸に向かってバタ足。しかし、波が近づく、必死に足を動かす、体が持ち上がる、そりゃ行くぞ、と思った瞬間体は波間に沈み、すでに乗ろうと思っていた波は遠ざかりつつある。これの繰返しだ。

 最初は波打ち際でやっていたが、徐々に沖のほうに移動する。付近では5歳ぐらいの女の子が、親の指導のもと、器用にボードを乗り回している。それを横目で見ながら、50代のおじさんはがんばった。でもやっぱり乗れない。

 ところがである。突然息子が乗れてしまった。ボードは交代で使っていたのだが、ある時少し大きめの波で、必死にバタ足。すると息子の体が波の頂点に達したと同時にそのまま岸に向かって進んでいくではないか。おお、やるじゃん。沖に取り残されるおじさんは見送るだけだ。

 結局そのまま砂浜まで行ってしまい、うれしそうに戻ってきた。どうやらコツが分かってきたらしく、その後も何回か乗る事ができた。親としてはうれしいが、自分自身が乗れていないので、思いは複雑だ。やはりバタ足のキック力の差なのかなと思う。

 息子によると、乗っているとき、乗ろうとして取り残されている人の間をすり抜けていくのが、なんとも楽しいとのことであった。確かに言われてみればそうかもしれない。ボードにつかまってプカプカ浮いているだけでも面白いが、今度行く機会があったら、1回ぐらい乗ってみたいものだ。

アラモアナのフードコート

ここ壱番屋のチキンカレー
ここ壱番屋のチキンカレー
そば屋さんの天丼ソバコンボ
そば屋さんの天丼ソバコンボ

 バニアンに戻って夕食をどうするか考えた。Yがクヒオビーチのフラを見に行くと言うので、7時に待ち合わせた。そこまでは良かったのだが、店が決まらない。マリオットやパシフィックビーチのお店はやたら高い。夕食となればなおさらだ。

 すでにアーリーバードの時間も過ぎている。クヒオ通りに戻るが、カジュアルなチリズは息子が嫌っている。それなら思い切ってワードエリアまでJCBのトロリーで行ってしまおうということになりトロリー乗車。

 ところがアラモアナが終点。ワードまで行かないの?と運転手に尋ねると、ワード行きは6時半で終了だよと教えてくれた。

 しょうがないのでアラモアナで食べることにしたが、上のほうのレストランはどこも大混雑。これにはびっくり。結局フードコートで食べることにした。ある意味安上がりではある。

 息子は「ここ壱番屋」のチキンカレー6.5ドル。私はそばやさんの天丼そばコンボに飲み物をつけて10ドル。久しぶりの外での和食だ。どちらもそこそこうまかった。

 そうういえばクヒオ通りにあった「ここ壱番屋」さんは撤退してしまったようだ。結構客は入っていたと思うが、やはり地代等の関係だろうか。腹が膨れたところで、我が家にしてはかなり遅い時間になったので急いで変えることにする。

 しかし帰りのトロリーは日本人で満席。とても座るどころではない。やはり我が家には早めの夕食、早めの就寝スタイルがあっているようだ。バニアンに戻ったのが9時半。すぐに寝る準備をして10時に爆睡。



ハワイ 第11日目へ


旅行記表紙に戻る


トップページヘ