第9日目 ププケアビーチへ

朝の散歩 

 昨日は寝るのが早かったせいか6時過ぎに目が覚めた。さすがにYも息子も寝ている。天気も良く、爽快な気分なので一人で朝の散歩に出かけた。目的地はワイキキ水族館手前の小堤防。ここから見るワイキキの景色がなかなか良い。ワイキキのビル群が、ちょうどカメラのフレーム内に収まる感じだ。

 ここから見るサンセットはどうなのだろうか。いまだに夕方には行った事が無い。また足下にちょっとパンくずでも落とせば多数の魚が岩の割れ目から飛び出てくる。ハワイの州魚であるフムフムの姿を多数見る事が出来る。

 ただこの日は連日の波で、水に濁りが入っていた。海中の岩場も魚もよく見えない。魚ウオッチングは諦めてワイキキの風景を楽しむ。相変わらず早朝からサーフィンやボディボードを楽しんでいる人がいる。いったい何時頃起きて海に入っているのだろうか。写真を何枚か撮影して、バニアン方面へ。途中、ABCでお気に入りのチャウダーを購入。

ププケア・ビーチへ

 帰ると家族はすでに起きていた。早速朝食を食べ、今日の予定を考えるが、レンタカーにも慣れてきたし、天気も良さそうなので、事前に調べて行きたいと思っていたノースの「シャークスコーブ」という所に行ってみることを提案。ここは日本のガイドブックではほとんど紹介されていない。英語版のガイドブックのビーチ紹介に記載されていた。(最近JALのHPで紹介されていることを発見)

 それによると、いわゆる潮だまりの「タイドプール」(と言っても小さな湾ぐらいの大きさ)と「シャークスコーブ」という入り江みたいな所があって、そこは水がひじょうにきれいで多数の魚がいるということだった。水深もそれほどではないので、シュノーケルのビギナーにも適していると書かれていた。また付近には秘密のビーチとしてウミガメが多数生息しているビーチもあると書かれている。これを見逃す手はない。(参考にしたのは「oahu revealed」という青い表紙の本)

 朝出発すると当然昼食の問題も出てくるが、地図を見るとすぐそばに「フードランド」がある。それならここで昼食を調達してビーチで食べればいいじゃないかと家族会議?で決定。早速シュノーケルグッズやビーチグッズを車に積み込み出発。

 まずはカパフル通りからH1に乗り西に向かう。ここまでは全く問題ない。気持ちにもゆとりがある。続いて空港を過ぎてからH2に乗る。この分岐がちょっと問題だ。日本と同じように、だいぶ前からH2に入るにはこの車線、という看板が出てくるので、それを見逃さないようにする。

 無事分岐を通過すると、あとはノースまで一直線だ。ただし途中ワヒアワに寄るかどうかの分岐がある。町中にはショッピングセンターもあるようなので、時間があれば寄り道しても面白いだろうが、今回はパス。町を迂回するバイパスを通り、一気にノースを目指す。

 右側に有名な「ドール」が右に見えてくる。このころから周囲の土の色が赤茶けた色になり、パイナップル畑も見える。ちょっとした高原のようだ。道はゆるやかな上りになる。さらに進むとついにオアフ島の北側、いわゆるノースの海がはるか彼方に見えてくる。

 初めてこの道を上ってきて、ノースの海が見えたときは結構感動した。道なりに進んでいくと「ハレイワタウン」への分岐がある。左へ行けばシェーブアイスで有名なハレイワタウン。しかし我々は一刻も早くビーチに着きたい一心で、そのまま直進。しばらく行くと家並みがとぎれ、ついに道路がビーチと平行に走るようになる。

 やがて左側にまぶしいくらいの真白な砂浜が見えてくる。有名な「ワイメアビーチ」だ。これを過ぎると、いわゆるワイメアバレーに続く小さな川を横断。さらに進んでいくと信号があり、この信号の向こうの右側が目安にしてきたフードランド。信号を右折してフードランドの駐車場に停車。8時20分にバニアンを出発して、9時23分に到着した。ここまでまったくミス無く運転している。ちょっと自慢したくなる。



シャークスコーブへ


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