第7日目 コ・オリナでタイムシェア説明会に参加 

概略の説明

コオリナ タイムシェア説明会
コオリナ タイムシェア説明会
コオリナ タイムシェア説明会
コオリナ タイムシェア説明会

 最初に聞いたのは、このコオリナリゾートの歴史である。昨日も書いたが、JALが開発してマリオットが買い上げたという話だ。ラグーンの水の流れの話もここで聞いた。

 現在建物の1と2が完成していて、3と4はこれから建てると言う話だが、すでに3と4の物件にも予約が入っているので、気に入ったら是非即決を薦めると言う事であった。

 このあたりの口上は、ヒルトンのタイムシェアの説明会でも聞いているので、うなずきながらも誘惑に負けないよう気持ちを引き締める。

 価格については毎週更新されているということで、これまたすぐに買った方が得だよ、という話に繋がる。(しかしすぐに飛びつくのは禁物。十分に資金と相談しよう)

 具体的には「オーシャンビューの2ベッドルーム」が500万ぐらいとのことだ。広さは約90平方mで、日本の自分の家の狭さが情けなく感じる。

 ヒルトンと違って面白かったのは、まだ日本人の購入者が少ないせいか、お盆価格みたいなものがないことだ。年末年始を除けば、価格はどの時期でもおなじというのが興味深い。ただしそれ以外に毎年維持費として10数万かかる。この金額が意外に大きいと感じた。

 立地についても説明があった。要するにワイキキは素晴らしい町だが、毎年毎年ホームレスが増え、住みにくい町になりつつあるらしい。

 そこへいくとこのコオリナは、この地域に入ってくるために複数のゲートを通過しなくてはならないため、不審者はまったくいないので、本当にゆとりを持ってリゾートライフを楽しむ事が出来るということだった。またあまりにも混雑する場合は入場制限も行っているらしい。具体的には一般客と宿泊客を区別するということだろう。

 特に興味深かったのは、「ロックオフ」というシステムだ。これは2ベッドルームの1部分に鍵をかけ、1ベッドルームとして使用することにより、1週間という宿泊期間を2週間にすることができるというシステムだ。

 また2週間にしなくても、1週間はハワイ、残りの1週間は世界中に散らばるマリオット関係のホテルに宿泊することもできるという制度だ。

 実際にいくつかのホテルの写真を見せてもらったが、たしかに魅力的なところが多かった。(我が家の場合は、これまでおよそ2週間滞在が多いので、ひじょうに魅力的な話しに思えた)

 質問がありますかと聞かれたので、実際に購入する人はキャッシュで購入しているのかと聞いたところ、欧米人のほとんどは10%ぐらいの頭金を支払い、残りはクレジットカードで支払っているということだった。

 日本人の場合は頭金を用意して、残金は日本の銀行ローンを利用する事が追いようだ。これは今日本が低金利だから出来ることだろう。しかし具体的に例えば100万を頭金で用意して残り400万のローンを組んだとして、毎月いくら返済しなければならないのか。もちろん返済年数によっても、額は変わるだろうが、仮に10年とすれば月々5万ぐらいだろうか。(このあたりの計算はかなり適当。勘で書いています)

 気の小さい私は、もし返済の代わりに月々5万円貯金する事が出来れば、年60万。これならちょうど我が家のハワイ1回分の旅費に近い。ましてやこのほかに維持費として年間10万必要となるならば、これは充分に1回分の旅費に相当する。

 宿泊はバニヤンであって、コオリナのようなリゾートではないが、逆に資金的に余裕があれば、バニヤンではなくもっと違ったコンドミニアムやホテルに宿泊する楽しみもある。タイムシェアを購入すれば、基本的にはそこが宿泊場所となって行動が縛られる部分もあるだろう。

 従って金銭面を考えると、現時点ではタイムシェア購入のためにローンを組むのは得策ではないだろうと私は判断する。しかし将来リタイア後、退職金が予想より多かった場合等、一括購入できればそれなりに楽しめる場所であることも確かだ。

 ちなみに今なら一括払いをすれば、特別な旅行が景品としてつくということも言っていた。(しかしその旅行代はすでに購入した使用者が払っているのだ。つまり自分が支払う購入代金の中に、このような宣伝費用も含まれているという解釈が成り立つ)

 最後に立派なキッチンがついているようだが、肝心の食材はどこで購入するの?という質問をしてみた。ともかく近辺はゴルフ場があるだけで、スーパーのような商店は皆無だったからだ。返答は、「カポレイ」まで行けばショッピングセンターがあり、そこで一通りなんでも揃うとの事だった。カポレイまでは車で約10〜15分である。となるとレンタカーも必要になる。環境は抜群だが、立地としては辛い部分がある。

 1時間近い説明を聞き、ようやく実際の部屋の見学になった。リゾート内を徒歩で移動し、エレベーターに乗ってモデルルームへ。彼も自慢していたが、天井が高いのでひじょうに広く感じる。(実際面積もかなりある)寝室やリビング、キッチンと見て回るが、ともかく素晴らしいの一言だ。

 確かにこんなところで1週間のんびりできたらリラックスできるかもと感じる。ラナイからの景色も素晴らしく、まさにリゾートの雰囲気だ。敷地全体がゆったり作られているので、人ごみが少ないことが上から見るとよくわかる。ここもヒルトンのタイムシェアとは違うところだと力説していた。



見学後の購入説明


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