カラカウア通りを散歩

夜の散歩

夕暮れのクヒオビーチ

 部屋に戻ってちょっと休憩すると、息子はもう「ビーチ、ビーチ」と騒いでいる。時間はまだ3時。充分に時間はある。早速出かけた。ゆっくり歩いてもビーチまで徒歩5分という立地はありがたい。いつものように泳ぎ、潜水の練習をし、プカプカ浮くことを楽しみ、押し寄せる波のしぶきを防波堤のこちら側で受ける。毎度同じパターンだが、なぜか飽きがこないから不思議だ。

 適当なところで切り上げて夕食を食べ、食後私は一人で夜の散歩に行くことにした。息子やYは疲れたので部屋にいるとの事だった。だいたい毎年旅行3日目から4日目に疲れのピークが来る。

 バニアンからまっすぐ南下しカラカウア通りに出て、ビーチ沿いにカラカウア通りを歩く。ワイキキポリスの脇から砂浜に出て、適当なところで写真をとりながらハレクラニ方面に進む。

夕暮れのクヒオビーチ 途中結構波が近くまで迫ってきて、ワイキキの砂浜が狭くなっているという報道を実感する。ロイヤルハワイアンの前あたりが代表的なワイキキビーチの景色だろう。遠くにダイヤモンドヘッドが見え、海にはサーファーが見え、場合によってはカタマランが疾走している。 

 さらに進むとコンクリートの通路になる。これをたどるとハレクラニの前に行き着く。その直前で右に折れ、ハレクラニとシェラトンの間の道を抜ける。その左側はハレクラニのフロントとなる。その前を通りビーチウオークへ。どのくらい工事が進んだのか興味があったが、結果は一目瞭然。昨年とほとんど変わっていないというのが第一印象だ。こんな調子で来年は大丈夫か他人事ながら心配になってしまう。

 このあとJCBプラザでメールチェックを行おうと思っていたのだが、時間は7時50分で、プラザは8時に終わりということで諦めた。再びカラカウア通りに戻り路上パフォーマンスを見ながら帰途に着いた。
カラカウア通りのバイオリンパフォーマンス
 あいも変わらず銀色おじさんが立っていたが、それ以外はずいぶん入れ替わりがあるようだ。ドラム演奏やソプラノサックス演奏、似顔絵、ジャグリング等が目に付いたが、足を止めたのはバイオリンとチェロの三重奏

 なんとワイキキのど真ん中でパッヘルベルのカノンやバッハのブランデンブルグを演奏していた。曲目もさることながら、演奏もなかなか良かったので思わず足をとめてしばらく聞きほれてしまい、最後にチップをあげてきた。

 部屋に戻って10時就寝。これまた変わらぬ早寝早起きだ。



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